...と言ってぺたんこになったというほど低くもなし...
上村松園 「三味線の胴」
...平たくぺたんこになっている...
梅崎春生 「狂い凧」
...愛国婦人会の幹事の鼻がぺたんこであるとかすると...
薄田泣菫 「茶話」
...実際ぺたんこな鼻の恰好から...
薄田泣菫 「茶話」
...ぺたんこになった顔のまん中へ膏薬(こうやく)まで貼(は)って行ってくれたのである...
谷崎潤一郎 「武州公秘話」
...」おすゑはぺたんこに坐つて...
室生犀星 「蒼白き巣窟」
...ぺたんこになって板敷の上に坐っていた...
室生犀星 「或る少女の死まで」
...深く睡りこんでいるように押入と障子との隅にぺたんこに坐り込んで...
室生犀星 「香爐を盗む」
...ぺたんこに坐って...
吉川英治 「田崎草雲とその子」
...ぺたんこになって...
蘭郁二郎 「鱗粉」
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