...そのままぺしゃんこと...
犬田卯 「橋の上」
...またぺしゃんこに潰(つぶ)された家などもあり...
太宰治 「嘘」
...あの『いまいましい』あまをぺしゃんこにやっつけて...
ドストエーフスキイ 米川正夫訳 「地下生活者の手記」
...ぺしゃんこの[#「そこにある...
豊島与志雄 「祭りの夜」
...おかあさんはぺしゃんこに潰(つぶ)れてしまいました...
グリム 中島孤島訳 「杜松の樹」
...ぺしゃんこに疲れ果ててしまって...
林芙美子 「新版 放浪記」
...ぺしゃんこに疲れ果てゝしまって...
林芙美子 「放浪記(初出)」
...私はぺしゃんこにくず折れた気持ちで...
林芙美子 「放浪記(初出)」
...ぺしゃんこになった建物の蔭(かげ)からふと...
原民喜 「夏の花」
...グレゴールの身体はまったくぺしゃんこでひからびていて...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「変身」
...ぺしゃんこにされてしまいそうになって苦しんでいる人達にとっての地上の苦労とちょうど同じでした...
ナサニエル・ホーソン Nathaniel Hawthorne 三宅幾三郎訳 「ワンダ・ブック――少年・少女のために――」
...スノーの希望をぺしゃんこにしてしまいました...
ルイザ・メイ・オルコット L. M. Alcott 水谷まさる訳 「若草物語」
...「この狐おんな、おっぺしゃんこ、卑劣漢、ふ、幾らでもあったのに、それからもっと気を喪(うしな)うほど脅かしてやればよかった」彼はあによめの頬ぺたを刀のひらで叩いてみる空想をした...
山本周五郎 「七日七夜」
...時は経っても気球はぺしゃんこ...
山本笑月 「明治世相百話」
...ぺしゃんこになった顔つきで一言もない...
吉川英治 「三国志」
...ぺしゃんこになっている...
吉川英治 「新・水滸伝」
...ぺしゃんこな板草履をはき...
吉川英治 「随筆 新平家」
...ポマードの罎(びん)を川ん中へぶち込んじゃうから……」髪の毛はぺしゃんこになり...
ルナアル Jules Renard 岸田国士訳 「にんじん」
便利!手書き漢字入力検索