...押えればぺしゃんこになってしまう...
井上貞治郎 「私の履歴書」
...いつもすりへったぺしゃんこの下駄で...
豊島与志雄 「花ふぶき」
...ぺしゃんこの[#「そこにある...
豊島与志雄 「祭りの夜」
...ぺしゃんこの」はママ]下駄をつっかけて...
豊島与志雄 「祭りの夜」
...おかあさんはぺしゃんこに潰(つぶ)れてしまいました...
グリム 中島孤島訳 「杜松の樹」
...私はぺしゃんこにくず折れた気持ちで...
林芙美子 「放浪記(初出)」
...この地域では大概の家がぺしゃんこに倒壊したらしいのに...
原民喜 「夏の花」
...グレゴールの身体はまったくぺしゃんこでひからびていて...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「変身」
...ゴリオ爺さんは轢かれてぺしゃんこにされそうだったが...
バルザック Honore de Balzac 中島英之訳 「ゴリオ爺さん」
...スノーの希望をぺしゃんこにしてしまいました...
ルイザ・メイ・オルコット L. M. Alcott 水谷まさる訳 「若草物語」
...紳士は左手に持っていたぺしゃんこの手提げ鞄(かばん)とステッキを右手に持ち替えて...
山本周五郎 「季節のない街」
...色鼻緒のぺしゃんこな女下駄をはいていた...
山本周五郎 「花も刀も」
...私のぺしゃんこな汚ない駒下駄の鼻緒がいつのまにかちゃんとスゲ直してあったことと『吉川さん...
吉川英治 「紅梅の客」
...ぺしゃんこになった顔つきで一言もない...
吉川英治 「三国志」
...ぺしゃんこな板草履をはき...
吉川英治 「随筆 新平家」
...ぺしゃんこになった帽子を抜き出す...
ルナアル Jules Renard 岸田国士訳 「にんじん」
...あぶら虫Le Cafard鍵穴(かぎあな)のように、黒く、ぺしゃんこだ...
ルナール Jules Renard 岸田国士訳 「博物誌」
...蜚虫(あぶらむし)鍵の穴のように、黒く、ぺしゃんこだ...
ルナアル Jules Renard 岸田国士訳 「ぶどう畑のぶどう作り」
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