例文・使い方一覧でみる「へま」の意味
スポンサーリンク...そこへまた、これくらいな嚇（おど）しに乗せられて、尻込みするような自分ではないと云う、子供じみた負けぬ気も、幾分かは働いたのであろう... 
芥川龍之介 「西郷隆盛」
...活動ののろい郵便小舟がなおゆらゆら漕ぎつつ突き当たりのところを右へまがった...
伊藤左千夫 「水籠」
...そんなことを考へますといやになります...
伊藤野枝 「九州より」
...」園田さんは仏像のうしろへまわりました...
江戸川乱歩 「超人ニコラ」
...トゥロットにも多少罪がないとは言へません...
鈴木三重吉 「青い顔かけの勇士」
...それを自分の顔の方へまともに向けて...
谷崎潤一郎 「少将滋幹の母」
...茂夫を家の中へまで連れて来た...
豊島与志雄 「同胞」
...そこへまた不運なことには...
豊島与志雄 「都会の幽気」
...寅刻（なゝつ）（四時）の鐘を卯刻（むつ）（六時）と間違へましたよ...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...可能ならば純粹客體へまで昇ることによつて...
波多野精一 「時と永遠」
...その方が利巧だと考へました...
林芙美子 「シベリヤの三等列車」
...意地悪さうに答へました...
槇本楠郎 「掃除当番」
...一昨日は非常に苦しい心持であの壁の外からひきかえしたので、どうしても真直家へ引かえす気がせず、戸塚へまわって、防空演習の暗い灯の下で白飯をたべてかえった...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...かえりに林町へまわって...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...尼君は隣室の襖子（からかみ）の口へまで来て対談した...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...甲府（こうふ）の城下（じょうか）へまぎれこみ...
吉川英治 「神州天馬侠」
...玉垣の中へまろび落ちていた...
吉川英治 「新・水滸伝」
...そこから北へまた十町ほど歩いて...
和辻哲郎 「四十年前のエキスカージョン」
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