例文・使い方一覧でみる「へのお」の意味
スポンサーリンク...お熱が出なくなつてからでも鶴岳宮へのお参りはなさいませんでした... 
太宰治 「右大臣実朝」
...少しずつ量的分析へのおぼつかない歩みをはこんでいただけであった...
寺田寅彦 「量的と質的と統計的と」
...雪より白きたれぎぬを狹山おろしに拂はして岸にたゝずむかれやたそ巫山洛川いにしへのおもわを見する乙女子は浮世の人か神の子か...
土井晩翠 「天地有情」
...私達も街の人に負けないで国へのお歳暮をしませう...
林芙美子 「蒼馬を見たり」
...国へのお歳暮を楽しんだ...
林芙美子 「放浪記（初出）」
...奧（おく）さま持（も）たうなら撰（よ）り取（ど）り見（み）どりに山（やま）ほどなれど何方（どれ）もお斷（ことは）りで此方（こなた）へのお出（いで）は孃樣（ぢようさま）の上（うへ）にばかり日（ひ）の照（て）りが違（ちが）うか...
樋口一葉 「經つくゑ」
...そのときお父樣へのお土産にと思つて...
堀辰雄 「牧歌」
...私の小さいあなたへのお年玉よ...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...東洋経済へのお金のこと間違なくいたしますから...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...いざ戦争というときの陣中へのお供と同じことで...
森鴎外 「阿部一族」
...あなたへのおことづけもわたくしの考えでしたのではなく...
山本周五郎 「風流太平記」
...貴殿へのお憎しみも薄らいでいるところじゃ」「いやもう...
吉川英治 「剣難女難」
...ただもう世へのおん祈り...
吉川英治 「私本太平記」
...母君へのお便りは欠かしたことがない程で」「総じて二十四...
吉川英治 「新書太閤記」
...君前へのお執（と）りなしは仕る...
吉川英治 「新書太閤記」
...殿へのお伝えではございませぬ...
吉川英治 「新書太閤記」
...「それがしへのお咎（とが）めは...
吉川英治 「新書太閤記」
...鞍馬へのお言（こと）づてを聞いてゆくのだ」「はて...
吉川英治 「親鸞」
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