...やがて彼はへとへとに疲れて...
大倉※[#「火+華」、第3水準1-87-62]子 「深夜の客」
...そこへ着かないうちに私たちは皆へとへとに疲れてしまった...
スティーブンソン Stevenson Robert Louis 佐々木直次郎訳 「宝島」
...旅行下手というものは、旅行の第一日に於て、既に旅行をいやになるほど満喫し、二日目は、旅費の殆んど全部を失っていることに気がつき、旅の風景を享楽するどころか、まことに俗な、金銭の心配だけで、へとへとになり、旅行も地獄、這(は)うようにして女房の許に帰り、そうして女房に怒られて居るものである...
太宰治 「『井伏鱒二選集』後記」
...へとへとになるまで続けると...
太宰治 「トカトントン」
...へとへとになるのでした...
太宰治 「人間失格」
...へとへとにつかれ...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「カシタンカ」
...好きにし給え」とへとへとになった動物学者は...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「決闘」
...患者の応対でへとへとになって...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「ワーニャ伯父さん」
...正体もなくへとへとに酔って帰ったことがあったが...
徳田秋声 「縮図」
...これほどにへとへとに疲れているとはいえ...
ドストエーフスキイ 神西清訳 「永遠の夫」
...へとへとになってしまうだろうよ...
ドストエーフスキイ 米川正夫訳 「地下生活者の手記」
...へとへとに疲れてしまう...
林芙美子 「新版 放浪記」
...馬はもうへとへとになつて居た...
平出修 「夜烏」
...すっかりへとへとになって...
堀辰雄 「大和路・信濃路」
...へとへとに疲れて帰宅したので...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「本命馬」
...僕の場合はへとへとになつて母の手を逃げるより外に...
牧野信一 「浪曼的月評」
...おれの勝ちみはあいつをへとへとにさせることだけなんだぞ...
山本周五郎 「ひとごろし」
...お弟子は大抵へとへとになって引き下る...
山本笑月 「明治世相百話」
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