...床の上にへたばるんじゃなくって...
有島武郎 「ドモ又の死」
...今みたいに働いてばかりいては早晩へたばることだろう...
石川欣一 「可愛い山」
...甲板上にへたばるものさえ出てきた...
海野十三 「海底大陸」
...宮里さんが、きいてみると、ロボット先生は一日喋りつづけたので、すっかりへたばってしまったのだそうで、無限精力のはずのロボットが、へたばるなんて、面白いなと大笑いをしたことであった...
海野十三 「人造物語」
...へたばるようなことはないよ」と云った...
海野十三 「深夜の市長」
...その場にへたばる者...
海野十三 「未来の地下戦車長」
...へたばるほど対談した...
太宰治 「富嶽百景」
...聞いている一同は今度ばかりはへたばることも忘れて博士の顔を瞶(みつ)めていた...
橘外男 「ウニデス潮流の彼方」
...めったにへたばるようなやつじゃない...
フョードル・ドストエフスキー 神西清訳 「百姓マレイ」
...へたばるのはわかりきっている...
中里介山 「大菩薩峠」
...誰がへたばるものか...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「なぐり合い」
...じっさい肉体はしばしばへたばるが...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...結局はこちらのへたばるのがおちであった...
山本周五郎 「五瓣の椿」
...「――おまえさんがへたばるまではどこへでもついてゆくよ...
山本周五郎 「ひとごろし」
...」「もうお前、へたばるが...
横光利一 「南北」
...へたばるものか」その日の半日だけでも...
吉川英治 「新書太閤記」
...ここでへたばるような弱い意力や体力であるとすれば...
吉川英治 「宮本武蔵」
...もうへたばるのか』と代議士は嘲笑した...
モウリス・ルブラン 新青年編輯局訳 「水晶の栓」
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