例文・使い方一覧でみる「へい」の意味
スポンサーリンク...糟谷は役所着（やくしょぎ）のままで東京へいくつもりであるから... 
伊藤左千夫 「老獣医」
...呆然（ぼうぜん）たるわたくしをのこして向うへいってしまった...
海野十三 「第四次元の男」
...それでもお邸へいらっしゃる書生さんが...
田中貢太郎 「雑木林の中」
...言文一致とかれの『写実主義』とはいつも並行（へいかう）して行くやうに見えた...
田山録弥 「尾崎紅葉とその作品」
...「じゃあなたは私どものところへいらっしゃるんですか？」と...
ドストエーフスキイ 神西清訳 「永遠の夫」
...太平楽（たいへいらく）を並べているのだろうと米友が思う...
中里介山 「大菩薩峠」
...勘次（かんじ）が庭（には）へ出（で）ようとして大戸（おほど）をがらりと開（あ）けた時（とき）卯平（うへい）と衝突（つきあた）り相（さう）に成（な）つた...
長塚節 「土」
...そんでもたえしたこともねえから心配（しんぺえ）すんなよ」おつぎは火（ひ）に薙（な）ぎ拂（はら）はれた穢（きたな）い卯平（うへい）の白髮（しらが）へそつと手（て）を當（あて）た...
長塚節 「土」
...半田の方へいきよったぞ」と...
新美南吉 「久助君の話」
...「春の奈良へいつて...
堀辰雄 「辛夷の花」
...デビス先生のそばへいき...
ルイザ・メイ・オルコット L. M. Alcott 水谷まさる訳 「若草物語」
...近江伊香郡古保利村大字柳野中にある幣塚（へいづか）は...
柳田國男 「地名の研究」
...「おれは灸寺へいってしらべた」五郎太は殆んど冷酷な口ぶりで云った...
山本周五郎 「古今集巻之五」
...「お側へいってもいいわね」女はそう云って立ち...
山本周五郎 「風流太平記」
...へい」「仕果したら...
吉川英治 「新書太閤記」
...逃げなだれた泊兵（はくへい）の勢（ぜい）を後目（しりめ）に自陣の方へ帰りかけるところだった...
吉川英治 「新・水滸伝」
...自分は時めく平相国（へいしょうこく）の家人（けにん）の嫡子（ちゃくし）として...
吉川英治 「親鸞」
...子路の妻の兄弟が衛の嬖臣（へいしん）弥子瑕の妻であったこと...
和辻哲郎 「孔子」
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