...麝香猫のようにぷんぷんあたりを匂わせているのだ...
薄田泣菫 「艸木虫魚」
...亭主は玉葱(たまねぎ)の匂ひがぷんぷんする掌面(てのひら)を揉(も)みながら入つて来た...
薄田泣菫 「茶話」
...高価な化粧品のぷんぷんする花粉のなかに俯伏しに顔を伏せてゐるのだ...
薄田泣菫 「独楽園」
...ニシンの臭(にお)いをぷんぷんさせる奴は?ラネーフスカヤ 十分ほどしたら...
アントン・チェーホフ 神西清訳 「桜の園」
...ぷんぷん怒っていました...
豊島与志雄 「狸のお祭り」
...「旦那さん……」六やんは汗の匂いがぷんぷんするシャツ一枚の体を無遠慮に近づけてくると...
中村地平 「南方郵信」
...台所からぷんぷん往来へ溢(あふ)れる西洋料理屋は余りに平凡らしく見えた...
夏目漱石 「彼岸過迄」
...ぷんぷんしていうのでした...
新美南吉 「丘の銅像」
...白石さんはぷんぷん怒つてゐて...
野口雨情 「石川啄木と小奴」
...ヘン」力松は憤々(ぷんぷん)としております...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...肥料くさい匂いがぷんぷんしていて...
林芙美子 「新版 放浪記」
...部屋ぢゆうにぷんぷんと芳香がみなぎりわたるといふ始末でな...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「ディカーニカ近郷夜話 前篇」
...ぷんぷん酒臭い水夫や...
堀辰雄 「風景」
...ぷんぷんとする島酒の宿醉を醒したがつて...
牧野信一 「城ヶ島の春」
...その鉄心庵の現住――ときどき生ぐさ物の匂いがぷんぷんとかおって...
三上於菟吉 「雪之丞変化」
...いつも酒の匂いをぷんぷんさせていた...
山本周五郎 「百足ちがい」
...ぷんぷんと罵りちらした...
吉川英治 「私本太平記」
...ぷんぷんしちまってね...
蘭郁二郎 「夢鬼」
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