...毒薬(いっぷく)装(も)られちゃ大変だ...
泉鏡花 「婦系図」
...恰幅(かっぷく)のいい男だった...
梅崎春生 「日の果て」
...船腹(せんぷく)がさけました...
海野十三 「大空魔艦」
...漸く進んで半腹(はんぷく)に至るに...
関寛 「関牧塲創業記事」
...人は感服(かんぷく)と共に...
太宰治 「女の決闘」
...いっぷくなすって...
田中貢太郎 「馬の顔」
...旅人乙 私は淡巴菰を一ぷくいただきます...
田中貢太郎 「涼亭」
...彼の著書『靖献遺言(せいけんいげん)』の如何に徳川政府顛覆(てんぷく)に与(あずか)りて...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...寝しなに一ぷくやろうとして...
中里介山 「大菩薩峠」
...三十二三の痩せぎすながら見事な恰幅(かっぷく)...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...斯う下つ脹(ぷく)れで眼の切れが長くて...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...金覆輪(きんぷくりん)の華魁(おいらん)はこちとらの相手にはなりやしません...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...恰幅(かっぷく)はなかなかよく...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...兎(うさぎ)のお母さんは箱(はこ)から万能散(まんのうさん)を一服(いっぷく)出してホモイに渡(わた)して...
宮沢賢治 「貝の火」
...ゆうべひどく酔って来て苦しそうだったもんですから」松造は黙って莨をいっぷくした...
山本周五郎 「柳橋物語」
...紫紐(むらさきひも)・大願(だいがん)の元服(げんぷく)一静かに...
吉川英治 「剣難女難」
...「……一幅(ぷく)の絵だ」董承は口のうちで呟きながら...
吉川英治 「三国志」
...する墨金ぷくりんピキピーのトッピキピ馬は馬でも泥田にすめばやれ踏め...
吉川英治 「宮本武蔵」
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