...火はぶらんぶらんとゆれるから...
海野十三 「骸骨館」
...傘はぶらんぶらんとゆれています...
海野十三 「怪塔王」
...麻綱はぶらんぶらんとゆれています...
海野十三 「怪塔王」
...ぶらんぶらんと振子運動をつづけている...
海野十三 「鞄らしくない鞄」
...ぶらんぶらんと揺(ゆ)れているのであった...
海野十三 「少年探偵長」
...ポケット小僧は、おもわず逃げごしになりながら、木のあいだをすかして見ますと、五、六メートルむこうの暗い森の中に、なんだか黄色いようなものが、ぶらんぶらんと、ぶらさがっているのが見えました...
江戸川乱歩 「奇面城の秘密」
...鼻をぶらんぶらんと...
江戸川乱歩 「サーカスの怪人」
...ぶらんぶらんとゆれながらさがっていました...
江戸川乱歩 「大金塊」
...――彼は己の懷中時計をぶらんぶらんと振る...
關口存男 「新獨逸語文法教程解説」
...穴(あな)のあいた鍋(なべ)をぶらんぶらんとふりながら...
新美南吉 「花のき村と盗人たち」
...ゼーロンの跛の脚どりにつれてぶらんぶらんと揺れているのを眺めると胸は鉛のようなもので一杯になってしまった...
牧野信一 「ゼーロン」
...わしの帰りを、お案じあってはならぬからの」武者所の門を出ると、高氏は一人、ぶらんぶらんと、馬の気まかせに道を扇ヶ谷の方へ歩かせていた...
吉川英治 「私本太平記」
...ぶらんぶらんと馬まかせの弛手綱(ゆるたづな)で...
吉川英治 「私本太平記」
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