...しかもそのうちにやせた河童は何かぶつぶつつぶやきながら...
芥川龍之介 「河童」
...ぶつぶつ呟いている...
梅崎春生 「幻化」
...その他わけのわからぬことをぶつぶついったりした...
海野十三 「四次元漂流」
...ぶつぶついいながら小屋へもどってきましたが...
江戸川乱歩 「サーカスの怪人」
...言ったけえ?」と舵手はぶつぶつ言った...
スティーブンソン Stevenson Robert Louis 佐々木直次郎訳 「宝島」
...走りながら私は自分が何やらぶつぶつ低く呟いてゐるのに氣づいた...
太宰治 「ダス・ゲマイネ」
...口の中でなにかぶつぶつ呟いてるようです...
豊島与志雄 「椿の花の赤」
...ただブルンスウィックだけがぶつぶついったのですが...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「城」
...君はそのばらばらの石ころを踏んで、すべり、踝(くるぶし)をちょっと挫(くじ)いたので、むかっとした不機嫌な様子で、ぶつぶつ言って、積んである石を振り向いて見たが、あとは黙って歩きだした...
エドガー・アラン・ポー Edgar Allan Poe 佐々木直次郎訳 「モルグ街の殺人事件」
...君の興味もまもなく満たされるって言うのに」ウォードがぶつぶつ言って引き下がり...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「黄金薔薇」
...まるで呪文(じゅもん)のようにぶつぶつと続いていた...
本庄陸男 「石狩川」
...まだ夜明けにゃまがあるのかな」独り言をぶつぶつ云っていたが...
山本周五郎 「ゆうれい貸屋」
...ぶつぶついうの...
横光利一 「夜の靴」
...集ってるものが皆ぶつぶつ云ってるだけだ...
横光利一 「旅愁」
...と世間の声を自分でぶつぶつ言っているのらしい...
吉川英治 「私本太平記」
...ぶつぶついってるぜ」お杉婆は...
吉川英治 「宮本武蔵」
...ぶつぶついふ文句が...
笠信太郎 「デモクラシーのいろいろ」
...ぶつぶつ独り言をいいはじめました...
J. S. レ・ファニュ J.S.Le Fanu The Creative CAT 訳 「ドラムガニョールの白い猫」
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