...ぶつぶつ小じれに焦(じ)れていた...
泉鏡花 「貝の穴に河童の居る事」
...ぶつぶついいながら...
海野十三 「人造人間エフ氏」
...ぶつぶつつぶやいた...
江戸川乱歩 「一寸法師」
...直ぐ蟹のやうにぶつぶつ呟(ぼや)き出す者がある...
薄田泣菫 「茶話」
...幾がぶつぶつと言つてゐると...
田畑修一郎 「鳥羽家の子供」
...何かぶつぶつ言いながら灰をぱっぱっとそこらへまきちらす...
知里真志保 「あの世の入口」
...私はぶつぶつと唾を吐いた...
豊島与志雄 「黒点」
...なにかぶつぶつつぶやきはじめた...
久生十蘭 「金狼」
...ぶつぶついっていた...
久生十蘭 「我が家の楽園」
...温室を行ったり来たりして、ぶつぶつ言い、理解できないけど、後ろめたそうだ...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「黄金薔薇」
...差し障りないと思いますが」だが老女は何かぶつぶつ言って...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「諜報部」
...そのうちよくなるはずだ」とぶつぶつ...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「諜報部秘話」
...わたくしに指図するのですか」ラッツィン大将が小声でぶつぶつ言った...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「道化玉座」
...ぶつぶつといったという話が残っています...
柳田國男 「日本の伝説」
...なにかぶつぶつ独り言を云っていた...
山本周五郎 「ちくしょう谷」
...頭を振りながらなにか口の内でぶつぶつ呟(つぶや)いていた...
山本周五郎 「柳橋物語」
...小説など口の中でぶつぶつ言いながら文句を練る...
山本笑月 「明治世相百話」
...老僧のぶつぶついっていることばを...
吉川英治 「三国志」
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