...口の内でぶつくさ呟きながら...
薄田泣菫 「西大寺の伎藝天女」
...口の中で何かぶつくさぼやきながら...
薄田泣菫 「艸木虫魚」
...ぶつくさ呟きながらも...
薄田泣菫 「艸木虫魚」
...態(わざ)とぶつくさ言ひながら...
薄田泣菫 「茶話」
...姥(ばあ)さんはぶつくさ呟(ぼや)きながらも出て往つたが...
薄田泣菫 「茶話」
...君は折半する人間が見つからないとぶつくさ言っていたものだから...
アーサー・コナン・ドイル Arthur Conan Doyle 大久保ゆう訳 「緋のエチュード」
...何かぶつくさ言っている母親を和(なだ)めているらしかったが...
徳田秋声 「あらくれ」
...中に見えてる色んなものにぶつくさつぶやく...
ジャン・ニコラ・アルチュール・ランボー Jean Nicolas Arthur Rimbaud 中原中也訳 「ランボオ詩集」
...わからん奴(やつ)だな」とおじさんがぶつくさいいました...
新美南吉 「小さい太郎の悲しみ」
...「あのウ、まだ、ガスが出ないンです」「定ちやんは鼻つんぼだから、よオく、ガスへ鼻をくつつけてごらんよ」「鼻をくつつけたンです」何だか、ぶつくさ云つて、をばさんは黙つてしまつた...
林芙美子 「愛する人達」
...一人で私はぶつくさと亀と話をしている...
林芙美子 「新版 放浪記」
...ぶつくさ云うのです...
林芙美子 「梟の大旅行」
...空耳(そらみみ)か」ぶつくさ言いながら歩き出そうとすると...
久生十蘭 「平賀源内捕物帳」
...おめえ一つ火を燧(う)つてくんなよ!」片方のジプシイはぶつくさ言ひながら立ちあがつて...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「ディカーニカ近郷夜話 前篇」
... キジの たまごが 足りないと ぶつくさ ぐちり...
ベアトリクス・ポッター Beatrix Potter 大久保ゆう やく 「きつねめさんのはなし」
...文句をぶつくさ言って...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「四日白魔」
...ぶつくさ屋のクロッカーもいっしょに...
ルイザ・メイ・オルコット L. M. Alcott 水谷まさる訳 「若草物語」
...おもしろがってぶつくさ言うんだろう」「そうよ」――と若いほうが答える――「ああいうふうなのよ...
ルナアル Jules Renard 岸田国士訳 「ぶどう畑のぶどう作り」
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