...白装束のや三つ衣裳のあげ帽子をかぶったうら若いお嫁さんがいて...
上村松園 「余齢初旅」
...今にもぶったおれそうなかっこうで立っている...
海野十三 「海底都市」
...大分敵は速度がにぶったな...
海野十三 「超人間X号」
...このいぶったところが...
海野十三 「爆薬の花籠」
...愛撫する様にゆすぶった...
江戸川乱歩 「江川蘭子」
...例の寝帽(ナイトキャップ)をかぶった男だった...
スティーブンソン Stevenson Robert Louis 佐々木直次郎訳 「宝島」
...舞台にぶったおれそうになった...
太宰治 「正義と微笑」
...白い洋服を着てヘルメット帽をかぶった紳士やがあった...
徳永直 「こんにゃく売り」
...ハンチングをかぶった小男は...
徳永直 「白い道」
...実際丸い帽子をかぶった男の姿にかなりよく似ていた...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...本人もえてして賢こぶった振舞いをしたがるものだが...
アネッテ・フォン・ドロステ=ヒュルスホフ Annette von Droste=Hulshoff 番匠谷英一訳 「ユダヤ人のブナの木」
...江戸っ子の皮をかぶった江戸っ子ではあるまい...
中里介山 「大菩薩峠」
...いったい」「さよう西暦(せいれき)……」自然だか偶然だか叔父はもったいぶった考え方をした...
夏目漱石 「明暗」
...勿体(もったい)ぶった...
萩原朔太郎 「詩の原理」
...中はくすぶった煙がいっぱいで...
山本周五郎 「風流太平記」
...その成人ぶった容子(ようす)を見て...
吉川英治 「新書太閤記」
...彼はじっとしていられないように肩を揺すぶった...
吉川英治 「新書太閤記」
...夜具の襟(えり)を眼元までかぶった...
吉川英治 「宮本武蔵」
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