...「つまりおやじさんの自家用酒という名目にしてあるのかね?」「それが逆なんですよ」フクさんは以前はぶすっとした無愛想な女で...
梅崎春生 「凡人凡語」
...豊川はぶすっとした顔で...
久生十蘭 「川波」
...ぶすっとした顔がライトに照らされた時...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「黄金薔薇」
...ほっといて」リッチフォードがぶすっとした表情で出て行った...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「くちなしの花」
...「今日は御苦労だった」政右衛門はぶすっとした顔で去った...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...相変らずぶすっとした顔で蓬(よもぎ)臭い莨(たばこ)をふかし...
山本周五郎 「柳橋物語」
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