例文・使い方一覧でみる「ぶしつけ」の意味
スポンサーリンク...さすがにこの上念を押すのは無躾（ぶしつけ）だとでも思ったのでしょう... 
芥川龍之介 「魔術」
...わたしは無躾（ぶしつけ）を恥ぢながら...
芥川龍之介 「わが散文詩」
...ぶしつけに聽くものもある...
岩野泡鳴 「泡鳴五部作」
...不躾（ぶしつけ）なやり方である...
江戸川乱歩 「吸血鬼」
...「ぶしつけな御願を申上げましたのに...
薄田泣菫 「艸木虫魚」
...ぶしつけ、ごめん下さい...
太宰治 「虚構の春」
...突然ぶしつけなお願いですが...
太宰治 「虚構の春」
...こんな不躾（ぶしつけ）なお願いにも伺いましたようなわけで...
橘外男 「墓が呼んでいる」
...「無躾（ぶしつけ）なことを伺うようでござりますが...
谷崎潤一郎 「聞書抄」
...不躾（ぶしつけ）で...
直木三十五 「南国太平記」
...ぶしつけですけれども...
中里介山 「大菩薩峠」
...「あのレコードは何（ど）うしました」「あのレコード？」私の言葉は無作法で無躾（ぶしつけ）でした...
野村胡堂 「奇談クラブ〔戦後版〕」
...おそらく少しもぶしつけな質問なんかじゃないのでしょう...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「城」
...すでにならわしとなった不躾（ぶしつけ）な態度でキューネ氏が...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「審判」
...此人の前に立ちふさがるやうなぶしつけをしようとするものはなかつた...
平出修 「夜烏」
...」とぶしつけに訊（たづ）ねる...
三島霜川 「平民の娘」
...ぶしつけな、機械を取扱うような固い検事の物の言いかたも不快であった...
室生犀星 「或る少女の死まで」
...おそらく、玉日の面（おも）ざしから、広い京都にも稀れな美を射られて、惑ったり、考え直したりしているものと見える、ぶしつけに、いきなり「女」と呼んだことを狼狽しているふうにも取れる...
吉川英治 「親鸞」
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