...またぶくりと浮いたり...
泉鏡花 「悪獣篇」
...ぶくりとした茸(きのこ)であつた...
泉鏡花 「雨ばけ」
...ぶくりと浮(う)いた茶色(ちやいろ)の頭(あたま)と成(な)つて...
泉鏡太郎 「雨ふり」
...茯苓(ぶくりょう)突(つ)きの金具を杖の代りにして立っていた...
江見水蔭 「怪異黒姫おろし」
...袖のなかから茯苓(ぶくりやう)を取り出して以前の朋輩に与へたのみで...
薄田泣菫 「独楽園」
...都々逸(どどいつ)の素(す)じぶくり...
二葉亭四迷 「浮雲」
...ぶくりんは鶏の群の中へ...
牧野信一 「月あかり」
...彼は祖父に好く似てゐるといふところから子供の時に既にぶくりんと称ばれてゐたとのことでした...
牧野信一 「月あかり」
...私の強意見をもつてぶくりんの行状をたしなめて呉れといふのが本意なのですが...
牧野信一 「月あかり」
...ぶくりんを働かせ度い念なのでした...
牧野信一 「月あかり」
...「然しぶくりんだつて...
牧野信一 「月あかり」
...ぶくりんを耕地整理の旗持に抜摘しようといふ案を提げて湯アガリが時々ぐでりんと伴れだつて私を訪ねるのですが...
牧野信一 「月あかり」
...ぶくりんがまた行衛不明になつて寂しく...
牧野信一 「月あかり」
...「何?ぶくりんはまた逃げ出したのか? それぢや何も一層はなしはない...
牧野信一 「月あかり」
...ぶくりんのあとを追ひたかつた...
牧野信一 「月あかり」
...ガラ倉が俺の馬をぶくりんに引き出させる権利はないぞ...
牧野信一 「月あかり」
...「馬は生きてゐるんだぞう――ぶくりん!」と憤つた...
牧野信一 「月あかり」
...泥溝の水面には真黒な泡がぶくりぶくりと上っていた...
横光利一 「上海」
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