...忌(いや)にぶくぶくと水ぶくれがして...
レオニード・ニコラエヴィッチ・アンドレーエフ 岡本綺堂訳 「世界怪談名作集」
...一癖も二癖もあるようなリット少将のぶくぶくたるんだ顔などが浮かんだ...
海野十三 「浮かぶ飛行島」
...ぶくぶくや長々や...
鈴木三重吉 「ぶくぶく長々火の目小僧」
...長々とぶくぶくと火の目小僧の三人も...
鈴木三重吉 「ぶくぶく長々火の目小僧」
...ぶくぶくは、「ゴホン/\、ゴホン/\...
鈴木三重吉 「ぶくぶく長々火の目小僧」
...学生時代にはぶくぶく肥えてたのに毎年毎年痩せさらばへて行くばかりぢやと...
武田麟太郎 「現代詩」
...ぶくぶくの鼻うごめかして...
太宰治 「二十世紀旗手」
...ピカドウルの槍が走った――うわあっ! 血だ血だ!ぶくぶくと血が噴き出したよ牛の血が! 黒い血だ...
谷譲次 「踊る地平線」
...その額がぶくぶくと浮きつ沈みつ部屋の隅(すみ)の方へ流れて行くのを...
谷崎潤一郎 「細雪」
...今ではもうすっかり老い込んで、ぶくぶく太って、傾向も表情もなく余生を送っている...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「妻」
...ぶくぶくと泡(あぶく)が立つ泥の中にひょいと身を起すと...
豊島与志雄 「特殊部落の犯罪」
...ぶくぶくしたところに皺(しわ)がすいすいとよっている...
中勘助 「母の死」
...そこで沈むときは一と溜りもなくぶくぶくと...
長谷川伸 「奇術考案業」
...しばらくぶくぶく泡(あわ)が立っているのを彦太郎はじっと見つめながら...
火野葦平 「糞尿譚」
...唇にはぶくぶくと泡が吹きだした...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「ディカーニカ近郷夜話 前篇」
...体重が二十四貫もありさうにぶくぶくと太つた男で...
北條民雄 「間木老人」
... おじさんネズミを ―― ぶくぶくした おじさんネズミなの...
ベアトリクス・ポッター Beatrix Potter 大久保ゆう訳 「ちょびひげサミュエルのはなし」
...滑稽なほどぶくぶくなものだった...
牧逸馬 「双面獣」
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