...そのうちにどこからともなく氷片がぶくぶくと浮いて来て...
海野十三 「大空魔艦」
...ここでぶくぶくと沈んでしまうかもしれません...
海野十三 「豆潜水艇の行方」
...ぶくぶくと沈(しず)んだ命(みこと)のお死がいを...
鈴木三重吉 「古事記物語」
...ひとりでにからだがゴムの袋のようにぶくぶくふくれます...
鈴木三重吉 「ぶくぶく長々火の目小僧」
...その間(あいだ)にぶくぶくは...
鈴木三重吉 「ぶくぶく長々火の目小僧」
...八ぶくぶくはそのあとへ一人で立ちはだかったまま...
鈴木三重吉 「ぶくぶく長々火の目小僧」
...ぶくぶくの口のまん前までかけて来ました...
鈴木三重吉 「ぶくぶく長々火の目小僧」
...ぶくぶくの大きな口を町の入口の門とまちがえて...
鈴木三重吉 「ぶくぶく長々火の目小僧」
...ぶくぶくは広場へ来ると...
鈴木三重吉 「ぶくぶく長々火の目小僧」
...ぶくぶくの鼻の穴へとびこんで...
鈴木三重吉 「ぶくぶく長々火の目小僧」
...その拍子にお菊さんの呼吸があぶくのやうになつて口からぶくぶくと出た...
田中貢太郎 「雨夜詞」
...彼のぶくぶくした身体の物柔かな動作までが...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「頸の上のアンナ」
...ぶくぶくと泡(あぶく)が立つ泥の中にひょいと身を起すと...
豊島与志雄 「特殊部落の犯罪」
...沼へでも落ちた人が足を抜こうと焦慮(あせ)るたびにぶくぶく深く沈むように...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...その顔がいやにぶくぶくと肥(ふと)り...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj(Николай Васильевич Гоголь) 平井肇訳 「死せる魂」
...ちょっとつつけば膿汁が飛び出すかと思われるほどぶくぶくと脹(ふく)らんで...
北條民雄 「いのちの初夜」
...しまの ぬし ブラウンへの てみやげとして 3びきの ぶくぶくとした ねずみも つれていって...
ベアトリクス・ポッター Beatrix Potter おおくぼゆう やく 「きたりすナトキンのはなし」
...詩人の飲料(シャンパン酒)の泡のなかでぶくぶくいっている快活なたましいほど...
エルンスト・テオドーア・アマーデウス・ホフマン Ernst Theodor Amadeus Hoffmann 岡本綺堂訳 「世界怪談名作集」
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