例文・使い方一覧でみる「ふんだん」の意味

...自然の魅力がかくもふんだんに与えられている国はどこにもないからだ...
ワシントン・アーヴィング　Washington Irving 吉田甲子太郎訳「わたくし自身について」

...支那に在留する日本人は悉（ことごとく）ふんだんに持ち合わせている... 支那に在留する日本人は悉ふんだんに持ち合わせているの読み方
芥川龍之介「長江游記」

...人民たちのなかにふんだんにまかれるし... 人民たちのなかにふんだんにまかれるしの読み方
ハンス・クリスティアン・アンデルセン　Hans Christian Andersen 楠山正雄訳「ひこうかばん」

...」――さだめしお飯（まんま）をふんだんに食ったろう―ても情ない事をいう―と... 」――さだめしお飯をふんだんに食ったろう―ても情ない事をいう―との読み方
泉鏡花「遺稿」

...海水をふんだんに流し込んでいるので... 海水をふんだんに流し込んでいるのでの読み方
中谷宇吉郎「桂浜」

...またそれを聞くたびに不必要にふんだんな笑い方をした... またそれを聞くたびに不必要にふんだんな笑い方をしたの読み方
夏目漱石「思い出す事など」

...ふんだんに登場していなければならない... ふんだんに登場していなければならないの読み方
野村胡堂「胡堂百話」

...「小遣はふんだんにあるのか」「御冗談で... 「小遣はふんだんにあるのか」「御冗談での読み方
野村胡堂「銭形平次捕物控」

...小遣でもふんだんにあるのか」「その方は相變らずなんで」「心細い野郎だな...
野村胡堂「錢形平次捕物控」

...先刻（さっき）からふんだんに線香を上げてますよ」無駄を言いながらも... 先刻からふんだんに線香を上げてますよ」無駄を言いながらもの読み方
野村胡堂「銭形平次捕物控」

...さすがに商賣の良材をふんだんに使つて... さすがに商賣の良材をふんだんに使つての読み方
野村胡堂「錢形平次捕物控」

...金もふんだんにあるし... 金もふんだんにあるしの読み方
野村胡堂「流行作家の死」

...ふんだんに使った... ふんだんに使ったの読み方
古川緑波「甘話休題」

...ふんだんに食った時だった... ふんだんに食った時だったの読み方
古川緑波「甘話休題」

...あふれるほどふんだんに微笑（ほゝゑ）みを送られてゐるので... あふれるほどふんだんに微笑みを送られてゐるのでの読み方
ブロンテイ十一谷義三郎訳「ジエィン・エア」

...ふんだんに拝領したが... ふんだんに拝領したがの読み方
吉川英治「新書太閤記」

...テントをふんだんに用意しておいたおかげで... テントをふんだんに用意しておいたおかげでの読み方
H. P. ラヴクラフト　H.P.Lovecraft The Creative CAT 訳「狂気の山脈にて」

...それに加えて美しい彩の毛織物がふんだんに使ってあった... それに加えて美しい彩の毛織物がふんだんに使ってあったの読み方
和辻哲郎「鎖国」

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猿猴ことっ美福

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