...上役はふんぞり返って豪傑笑いをしている方が立派でもあり...
石川欣一 「比島投降記」
...ふんぞり返って寝ていた...
梅崎春生 「狂い凧」
...もっともふんぞり返っているのは...
梅崎春生 「狂い凧」
...早速ふんぞり返って勝手な熱を吹きだすのさ...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「決闘」
...いきなり橇の中に背丈いっぱいにふんぞり返って...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「妻」
...家の中にはいると二人の若い男が応接間にふんぞり返っていたことだ...
アーサー・コナン・ドイル Arthur Conan Doyle 大久保ゆう訳 「緋のエチュード」
...その樣子ときたらとても御想像も及びませんよ! まあジュピターよろしくの體(てい)でふんぞり返ってるんですからねえ! 僕は自然...
ドストエーフスキイ 神西清訳 「永遠の夫」
...あの上階の事務所のソファーにふんぞり返って...
豊島与志雄 「蛸の如きもの」
...たあいなくふんぞり返って...
中里介山 「大菩薩峠」
...その一つに神尾がふんぞり返っていると...
中里介山 「大菩薩峠」
...こうして椅子にふんぞり返って...
中里介山 「大菩薩峠」
...ふんぞり返って幅を取って...
中里介山 「大菩薩峠」
...深沢深は客間の隅っこの安楽椅子(いす)にふんぞり返って...
野村胡堂 「奇談クラブ〔戦後版〕」
...椅子にふんぞり返っての体勢だった...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「黄金薔薇」
...椅子にふんぞり返って言った...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「煉獄」
...丁度ヌクヌクと安楽椅子にふんぞり返って居られる金持が...
三好十郎 「俳優への手紙」
...前方から目明しふんぞり七兵衛がふんぞり返って急ぎ足に来る...
山中貞雄 「なりひら小僧」
...T「七兵衛の野郎相変らずふんぞり返って居りますね」と半次が言う...
山中貞雄 「なりひら小僧」
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