...挙動(ふるまい)の似たのが...
泉鏡花 「薄紅梅」
...その挙動(ふるまい)魔のごときが...
泉鏡花 「婦系図」
...「憎き犬の挙動(ふるまい)かな...
巌谷小波 「こがね丸」
...あんな雑草園のふるまい酒ぐらいに酔いたおれるなんて...
海野十三 「火薬船」
...この大胆(だいたん)なふるまいには...
江戸川乱歩 「サーカスの怪人」
...若年の者どもに酒をふるまい...
太宰治 「新釈諸国噺」
...しかして茲(ここ)に更に一層唖然たらざるを得ざるは新しき芸術新しき文学を唱(とな)うる若き近世人の立居振舞(たちいふるまい)であろう...
永井荷風 「妾宅」
...ふざけたまねをするない」振舞酒(ふるまいざけ)の余勢で巻舌(まきじた)をつかってみましたが...
中里介山 「大菩薩峠」
...この袴もまた腹部が出張って居る為に裾が引きずれがちで立居ふるまい殊に階子段登りなどには不便を極める...
中里介山 「百姓弥之助の話」
...一方は我儘(わがまま)勝手の振舞(ふるまい)あれば一方は卑屈に縮むようでは政治の上にデモクラシーを主張してもこれ単に主張に終りて実益が甚だ少なかろう...
新渡戸稲造 「平民道」
...きのうのふるまいを思い出して亭主とはどうしても必要なことしかしゃべらないでいたのだったが...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「城」
...そうすることによってだけ自分のふるまいに対する一般的な誤解を防ぐことができるのだ...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「城」
...美登利(みどり)はかの日(ひ)を始(はじ)めにして生(うま)れかはりし樣(やう)の身(み)の振舞(ふるまい)...
樋口一葉 「たけくらべ」
...子供っぽい感情のふるまいをすることは...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...国老に対して慮外なふるまいがあった...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...わがままいっぱいにふるまいながら...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...起居振舞(たちいふるまい)を見ていると...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...平家の横暴なふるまいを...
吉川英治 「親鸞」
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