例文・使い方一覧でみる「ふりかかる」の意味
スポンサーリンク...彼は自分の身にふりかかる危険などは考えていられなかった... 
海野十三 「雷」
...駆逐艦の檣（マスト）にふりかかると...
海野十三 「太平洋魔城」
...あなたの身に禍いがふりかかるから再び昨夜のような過失をしてはなりませんよ...
大倉※［＃「火＋華」、第3水準1-87-62］子 「魔性の女」
...中の枝の落ちた葉は下の枝にふりかかる...
鈴木三重吉 「古事記物語」
...この身にふりかかるかもわからない...
太宰治 「春の盗賊」
...交（かわ）る交（がわ）る呪いが私達にふりかかるでしょう...
チェスタートン 直木三十五訳 「金の十字架の呪い」
...身にふりかかる火の子を払うつもりで打払ったが...
中里介山 「大菩薩峠」
...自分の身にふりかかる恐ろしい疑いに圧倒されて...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...頭を振って額（ひたい）へふりかかる髪の毛をはらいながら...
久生十蘭 「キャラコさん」
...身にふりかかる火の粉は...
火野葦平 「花と龍」
...さっと木の葉にふりかかる音さえ微かにし出していた...
堀辰雄 「姨捨」
...ふりかかる白髪と...
フレッド・Ｍ・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「くちなしの花」
...瞬間毎にふりかかるその危険を人は一々予見する能わず...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...（a）頭の上に霰（あられ）がふりかかると...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...だが……ふりかかる火の粉は消さなければならない...
山本周五郎 「はたし状」
...その上に自分の顔にふりかかる髪毛（かみのけ）を見るとどうであろう！ 今まで滝の水のように白かった筈なのが...
夢野久作 「白髪小僧」
...どんな禍（わざわ）いがふりかかるかも知れませぬから...
吉川英治 「神州天馬侠」
...あらぬ世評のふりかかるは...
吉川英治 「親鸞」
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