...足のふみ入れ場所もなかったが...
海野十三 「恐竜島」
...そっと地下二階の廊下へふみだしました...
江戸川乱歩 「超人ニコラ」
...志太遠江守(しだとほたふみのかみ)に三千餘騎の兵を附て征伐に向はせける...
谷崎潤一郎 「武州公秘話」
...たま/\鏡にうつつた顔! 何と醜い顔! それが私のだつた!新国道はまつすぐにして兵列がくる・草へ脚を投げだせばてふてふ・春ふかい草をふみわけ蛇いちご・たゞ暑くゆきつもどりつローラーのいちにち・うしろは藪でやぶうぐひす・うらから風もひとりですゞしい昨日も今日も行乞相はわるくなかつたが...
種田山頭火 「行乞記」
...芸術はそこに踏留(ふみとま)つてゐるものではなくて...
田山録弥 「自他の融合」
...向ふみずなヤンキーたちによつて急速に侵蝕されつつあつたし...
徳永直 「光をかかぐる人々」
...祖父たる自分が孫の方へ一歩ふみ出して行くということは...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
......
野口雨情 「未刊童謡」
...竜太郎の姉の昌子がお祝に詩子(ふみこ)へ送った華麗な化粧函の組合(セット)の一つで...
野村胡堂 「身代りの花嫁」
...おふみ ええ...
長谷川伸 「瞼の母 二幕六場」
...紙幣(しへい)も文(ふみ)も寸斷(ずた)/\に裂(さ)いて捨(す)てゝ...
樋口一葉 「われから」
...ここもまたコンクリートの床は草履のふみどころもないほど水びしゃびしゃで...
「鏡餅」
...これこそすぐれた男の文(ふみ)というものであろうとは思いながらも...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...「お願いですからとめにいって下さい」とおふみが熱心にせがんだ...
山本周五郎 「赤ひげ診療譚」
...ふたたび机に向って文(ふみ)を書きつづけた...
山本周五郎 「日本婦道記」
...醜業婦とその情夫の間の文使(ふみづかい)もやる...
夢野久作 「東京人の堕落時代」
...先頃から本城にふみ止まっている様子であった...
吉川英治 「新書太閤記」
...千種有文(ちぐさありふみ)の家来賀川肇(はじめ)を襲撃した中にもいたというし...
吉川英治 「松のや露八」
便利!手書き漢字入力検索
この漢字は何でしょう??