...群衆に埋まる繋船場(ふなつきば)と道路とを越えて...
有島武郎 「運命と人」
...ハワイ島(とう)の船着場(ふなつきば)ヒロからこゝまで四里(より)の間(あひだ)...
今村明恒 「火山の話」
...船着場(ふなつきば)では十五尺(じゆうごしやく)...
今村明恒 「地震の話」
...港(みなと)の船着場(ふなつきば)...
ハーバート・ジョージ・ウエルズ 海野十三訳 「透明人間」
...大阪の川口(かわぐち)という船着場(ふなつきば)で...
江戸川乱歩 「孤島の鬼」
...いかにも昔の船着場(ふなつきば)らしい感じだと思ったことがあるのは...
谷崎潤一郎 「蓼喰う虫」
...「まるで船着場(ふなつきば)のホテルのやうだね...
徳田秋聲 「微笑の渦」
...ほどなく兵馬の姿は大湊の町の船着場(ふなつきば)へ現われました...
中里介山 「大菩薩峠」
...出島(でじま)に近い船繋場(ふなつきば)には...
久生十蘭 「平賀源内捕物帳」
...舟着場(ふなつきば)で...
セルマ・ラーゲルレーヴ Selma Lagerlof 矢崎源九郎訳 「ニールスのふしぎな旅」
...これなどもやはりいろいろの段階において今も諸国の船着場(ふなつきば)には行なわれている...
柳田国男 「こども風土記」
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