例文・使い方一覧でみる「ふち」の意味


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...手あぶりの縁(ふち)に置かれた手の先がかすかに震うのを葉子は見のがさなかった...   手あぶりの縁に置かれた手の先がかすかに震うのを葉子は見のがさなかったの読み方
有島武郎 「或る女」

...縁(ふち)の所に剥(は)げた所ができて...   縁の所に剥げた所ができての読み方
有島武郎 「或る女」

...深い悲しみの淵(ふち)に沈んだような気がした...   深い悲しみの淵に沈んだような気がしたの読み方
伊藤左千夫 「奈々子」

...朝顔の苗なだれ出し畚(ふご)のふち六月二十二日 玉藻俳句会...   朝顔の苗なだれ出し畚のふち六月二十二日 玉藻俳句会の読み方
高浜虚子 「五百五十句」

...あまり久しくその坑(あな)の縁(ふち)に留まる訳に行かないので...   あまり久しくその坑の縁に留まる訳に行かないのでの読み方
谷崎潤一郎 「武州公秘話」

...私にはただたわいもなく哀れっぽく悲しくって何か深い淵(ふち)の底にでも滅入(めい)りこんでゆくようで耐(こら)え性(しょう)も何もなかった...   私にはただたわいもなく哀れっぽく悲しくって何か深い淵の底にでも滅入りこんでゆくようで耐え性も何もなかったの読み方
近松秋江 「うつり香」

...貧しい家(うち)が扶持(ふち)とりに里子をとるばかりでなく...   貧しい家が扶持とりに里子をとるばかりでなくの読み方
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」

...そろそろ青葉の縁(ふち)を樺に染めかけた大きな樹(かしはのき)の間を縫うて...   そろそろ青葉の縁を樺に染めかけた大きな樹の間を縫うての読み方
徳冨蘆花 「熊の足跡」

...しかし興味あるのはその例外の時である――深い淵(ふち)が...   しかし興味あるのはその例外の時である――深い淵がの読み方
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」

...ほほけた穂が日にふちどつて燦いてゐる...   ほほけた穂が日にふちどつて燦いてゐるの読み方
橋本多佳子 「椎の実」

...泉の縁(ふち)にゐる人物が彼女に言葉を掛ける容子をした――何か願ふやうである...   泉の縁にゐる人物が彼女に言葉を掛ける容子をした――何か願ふやうであるの読み方
ブロンテイ 十一谷義三郎訳 「ジエィン・エア」

...両方の耳の上へ鍔(つば)が突き出したような一種のふち無し帽をかぶっていました...   両方の耳の上へ鍔が突き出したような一種のふち無し帽をかぶっていましたの読み方
ナサニエル・ホーソン Nathaniel Hawthorne 三宅幾三郎訳 「ワンダ・ブック――少年・少女のために――」

...ポトリ涙が目のふちに光った...   ポトリ涙が目のふちに光ったの読み方
正岡容 「小説 圓朝」

...蟒はコツプのふちに盛上つてゐた酒を...   蟒はコツプのふちに盛上つてゐた酒をの読み方
水上滝太郎 「大阪の宿」

...金色にふちどられた雲の峯の下から...   金色にふちどられた雲の峯の下からの読み方
山川方夫 「その一年」

...扶持(ふち)を与え始めてから一と月そこそこだし...   扶持を与え始めてから一と月そこそこだしの読み方
山本周五郎 「花も刀も」

...窓のふちに手をかけながら...   窓のふちに手をかけながらの読み方
夢野久作 「ドグラ・マグラ」

...掛布団(かけぶとん)の縁(ふち)をぎゅっとひと息に押し込んでくれる...   掛布団の縁をぎゅっとひと息に押し込んでくれるの読み方
ルナアル Jules Renard 岸田国士訳 「にんじん」

「ふち」の書き方・書き順

いろんなフォントで「ふち」

「ふち」の英語の意味


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