...園芸用(えんげいよう)の腐蝕土(ふしょくど)だよ...
芥川龍之介 「悠々荘」
...それから引続きジョルジ三世が王権を再興するがため陋劣(ろうれつ)なる手段を採りて議会に於ける自己の勢力を扶殖(ふしょく)せんとするあり...
大隈重信 「選挙人に与う」
...隣国を扶植(ふしょく)してこれを進歩せしめる...
大隈重信 「東亜の平和を論ず」
...彼等は互いに勢力を扶植(ふしょく)しようとして...
大隈重信 「日支親善策如何」
...腐蝕(ふしょく)した制度や老朽した思想の滑稽(こっけい)な点に最も敏感な精神の所有者であった...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...それはローマの青銅の牝狼(めすおおかみ)を腐蝕(ふしょく)していた...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...或る工学者が水道鉄管の腐蝕(ふしょく)の現象を研究されているが...
中谷宇吉郎 「「霜柱の研究」について」
...刺(とげ)だの毒だの腐蝕剤(ふしょくざい)だのを吹きかけたり浴びせかけたりするのとはまるで訳が違う...
夏目漱石 「彼岸過迄」
...灰色に腐蝕(ふしょく)して...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...文字を刻む針が腐蝕(ふしょく)させる液体をしたたらせていました...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「流刑地で」
...唇は腐色(ふしょく)を呈し...
吉川英治 「三国志」
...朝廟の内官を腐蝕(ふしょく)するに努めていた...
吉川英治 「三国志」
...汲々(きゅうきゅう)と自閥(じばつ)の利と勢力扶植(ふしょく)にばかり策謀しているものも多い...
吉川英治 「梅里先生行状記」
...何をするにも――わが娘(こ)の結婚を考えるにさえ――すぐ閥族(ばつぞく)の勢力扶植(ふしょく)へ持って行ったり...
吉川英治 「源頼朝」
...西国こそ平相国が多年にわたって扶植(ふしょく)してきた地盤である...
吉川英治 「源頼朝」
...故入道殿の扶植(ふしょく)されたご恩徳も浅からず...
吉川英治 「源頼朝」
...各地に扶植(ふしょく)しておいた造船力とか水路の開拓とかいう遺業(いぎょう)が...
吉川英治 「源頼朝」
...化学薬品に浸して腐蝕(ふしょく)させ...
吉川英治 「忘れ残りの記」
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