...余り浮かれ過ぎて悪巫山戯(わるふざけ)をしたので...
大倉※[#「火+華」、第3水準1-87-62]子 「鉄の処女」
...先刻(さつき)のふざけた真似とは打つて変つて神妙に鼠のやうに小さくなつてゐた...
薄田泣菫 「茶話」
...下等にふざけたりすることは絶対にせず...
太宰治 「兄たち」
...態度が甚(はなは)だふざけています...
太宰治 「風の便り」
...綺麗なその目や頬(ほお)に吸いつくようにしてふざけていた...
徳田秋声 「足迹」
...最も低級なふざける意識の方向と...
戸坂潤 「思想としての文学」
...悪(わる)ふざけをしてからかったりした...
ロマン・ローラン 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...ふざけた考えさえかつて起こしたことがなかった...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...この毛唐(けとう)! ふざけやがって...
中里介山 「大菩薩峠」
...左孝の悪巫山戯(わるふざけ)を逃避して廊下で涼んでいたお駒も...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...――口惜しいけれど手応えなしさ」「ふざけるな...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...こんな晩に悪ふざけをするのは高山狐か飛騨狸にきまっている...
久生十蘭 「生霊」
...今度ふざけた真似をしやがったら承知しないぞ」というと...
久生十蘭 「魔都」
...座へ引返すと「金色」これが大ふざけ...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...「喧嘩」ふざける...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...「新婚」こゝ迄ふざけて...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...」とふざけたように歌いながら又糸をはきました...
宮沢賢治 「蜘蛛となめくじと狸」
...七「ふざけたことうぬかすな...
山本周五郎 「七日七夜」
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