...隙き間や孔を粘土でふさぐ...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...どうしてもそれから耳をふさぐことができなかった...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...さりながら顧命そむき難きままにこの随筆を捧げて以て責をふさぐ(大正一五...
中里介山 「山道」
...杉の絲柾(いとまさ)で塀の穴をふさぐ法はない」「――」「下男の茂十は昨日の夕方...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...ここにふさぐこととする...
服部之総 「黒田清隆の方針」
...気のふさぐも道理とせめては貴嬢(あなた)でもあはれんでくれ給へ...
樋口一葉 「ゆく雲」
...耳をふさぐやうにして荒武者は逃げ出しました...
牧野信一 「捜語」
......
正岡子規 「俳人蕪村」
...世間の口をふさぐにはなんの役にもたちませんよ」「そう落ち付いておっては困る...
三浦環 「お蝶夫人」
...自分の口をふさぐためか...
水上瀧太郎 「貝殼追放」
...樂屋便所の節穴などを自分の手でセッセとふさぐなんて事をするし...
三好十郎 「肌の匂い」
...気持のふさぐようなときには...
山本周五郎 「落葉の隣り」
...耳をふさぐおもいで...
山本周五郎 「泥棒と若殿」
...谷口をふさぐとは何事か」魏延はあわてた...
吉川英治 「三国志」
...なんのためらいもなしにその唇をふさぐすべもあるのにと思われたが...
吉川英治 「私本太平記」
...その間を、手枕に、まろび寝しながら、瞼をふさぐ...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...こころよげな目をふさぐ...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...ひとつ魂にふと戦慄の眼をふさぐだけだった...
吉川英治 「宮本武蔵」
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