...主人(あるじ)夫婦(ふうふ)は漸(ようや)く五十になるか...
浅野和三郎 「霊界通信 小桜姫物語」
...「ふうん、今朝はこのごろのうちで一番調子がよくないて...
海野十三 「断層顔」
...直ちに自分の生命を棄ててもその牛を救いに行くというふうの人間なのであります...
高楠順次郎 「東洋文化史における仏教の地位」
...終に東洋はことごとくインドの文化の勢力範囲になってしまったというふうであります...
高楠順次郎 「東洋文化史における仏教の地位」
......
鶴彬 「鶴彬全川柳」
...しかもそれを封(ふう)じた黒茶色の封蝋(ふうろう)ときたら...
ツルゲーネフ 神西清訳 「はつ恋」
...二近刊の雑誌「東炎」に志田素楓(しだそふう)氏が...
寺田寅彦 「俳諧瑣談」
...というふうにおおかめさんの方を...
長谷川時雨 「鬼眼鏡と鉄屑ぶとり」
...どこかお轉婆ふうで洒(しや)れてゐると思ふ...
長谷川時雨 「春」
...こういうふうなことがたび重なって...
羽仁もと子 「女中訓」
...そんなふうな感じをもって...
葉山嘉樹 「海に生くる人々」
...あいつだけや話せるのは」いかにもというふうに海老団治はうなずいて...
正岡容 「寄席」
...フランスではおまえはイタリアの子どものようなふうをするのだ...
マロ Malot 楠山正雄訳 「家なき子」
...カムパネルラはわけもないというふうで...
宮沢賢治 「銀河鉄道の夜」
...留公のほうでは意外なことを訊かれるものだといったふうで...
森下雨村 「五階の窓」
...……わたくし自分の口からこんなふうに申上げて...
山本周五郎 「落ち梅記」
...「そのほかに思い当ることはないし思い当る人もない」彼はそんなふうに呟いた...
山本周五郎 「風流太平記」
...知らないふうであった...
吉川英治 「新書太閤記」
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