...倉地は声を殺すのに少なからず難儀なふうで...
有島武郎 「或る女」
...凄風冷雨(せいふうれいう)のこの一日が来てから...
魯迅 井上紅梅訳 「端午節」
...更に他のものは温室(をんしつ)に收容したる負傷者の風(ふう)ありて...
上田敏 上田敏訳 「牧羊神」
...あんたの所へ行くわ」「ふうーん」「あんた...
海野十三 「空襲葬送曲」
...主人夫婦(あるじふうふ)は老人(らうじん)にて...
京山人百樹刪定 「北越雪譜」
...小唄といったふうに...
徳田秋声 「縮図」
...彼の安危をひどく心配してるようなふうをした...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...ヴァレーヌ街のりっぱなクラシックふうな邸宅(ていたく)は付近に立ち並び...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...そしてその日の夕刻からは極(ご)く親しい友人や門弟が寄集って主人(あるじ)柳亭翁が自慢の古書珍本の間に酒を酌(く)み妓(ぎ)を聘(へい)して俳諧(はいかい)または柳風(りゅうふう)の運座を催すのが例であった...
永井荷風 「散柳窓夕栄」
...親分さん」さう言ふうちにも...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...したいことをして遊んでいるふうだったが...
久生十蘭 「川波」
...親が貧困で娘を奉公に出すというような草冊子風(くさぞうしふう)なものは別としても...
柳田国男 「木綿以前の事」
...寄場へ来た初めのころはあんなふうだったに違いない...
山本周五郎 「さぶ」
...「そんなふうでは帰ってゆく親類もないでしょうね...
山本周五郎 「契りきぬ」
...そうして自分はへそくりを溜めるというふうだった...
山本周五郎 「泥棒と若殿」
...これは泉殿ふうの造りで...
山本周五郎 「山彦乙女」
...公卿貴紳(くげきしん)に親しむふうなので...
吉川英治 「私本太平記」
...吉次がどこからか買って来た奴僕(ぬぼく)と思っているふうだった...
吉川英治 「源頼朝」
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