...何(なん)かの拍子にふいと見ると...
田中貢太郎 「赤い花」
...私はふいと、中學生の時分に、「迦具土(かぐつち)」と云ふ服部躬治(みはる)の歌集の中で讀んだことのある一首の歌を想ひ起して、それを口のうちで繰り返した...
谷崎潤一郎 「二月堂の夕」
...そのままふいと立って書斎に入って了った...
田山花袋 「蒲団」
...ふいと忘却の闇から浮かび上がって来た...
寺田寅彦 「柿の種」
...ふいと気がついたものだから失笑し...
中里介山 「大菩薩峠」
...愚(ぐ)な話しではあるが一月のうちに生命(せいめい)が危ふいとか言つたさうな...
樋口一葉 「うつせみ」
...ふいと立(た)つて正太(しようた)は庭先(にはさき)よりかけ出(いだ)しぬ...
樋口一葉 「たけくらべ」
...そのとき彼はふいと手にしてゐた秦皮のステッキに氣がついて...
堀辰雄 「巣立ち」
...さうしてふいと、かうやつて林の中をひとりで歩くことなど殆ど無いといつていい此の頃の自分のことをかへりみた...
堀辰雄 「ふるさとびと」
...ふいと扇で顔をお隠しになられて...
堀辰雄 「ほととぎす」
...「イシカリまでお供しましょう」ふいと阿賀妻は相手の顔を見直した...
本庄陸男 「石狩川」
...ふいと此の屍體を見たならば...
三島霜川 「解剖室」
...三田もふいと乘つてみる氣になつて...
水上滝太郎 「大阪の宿」
...ふいと目をさまして...
室生犀星 「或る少女の死まで」
...フリツツがふいとその方角を見ると...
ライネル・マリア・リルケ Rainer Maria Rilke 森林太郎訳 「駆落」
...わたくし共がふいと崖の所にボオトが一艘繋いであるのに気が付きました...
コロレンコ Vladimir Galaktionovick Korolenko 森林太郎訳 「樺太脱獄記」
...ふいとお役が御免になつたらどうしよう...
森林太郎 「高瀬舟」
...栄二はふいと、冷淡にそっぽを向いた...
山本周五郎 「さぶ」
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