例文・使い方一覧でみる「ふい」の意味


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...からだをすっかりふいて...   からだをすっかりふいての読み方
江戸川乱歩 「青銅の魔人」

...なんのためにお見廻しなさつたのか、私などに分らぬのは勿論の事でございますが、尼御台さま御自身にしてもなんの為ともわからず、ただふいと、あたりを見廻したいやうなお気持になつたのではないでせうか...   なんのためにお見廻しなさつたのか、私などに分らぬのは勿論の事でございますが、尼御台さま御自身にしてもなんの為ともわからず、ただふいと、あたりを見廻したいやうなお気持になつたのではないでせうかの読み方
太宰治 「右大臣実朝」

...ふいに天井へ指をさして...   ふいに天井へ指をさしての読み方
田中貢太郎 「天井裏の妖婆」

...ふつてもふいてもよろしい白船居...   ふつてもふいてもよろしい白船居の読み方
種田山頭火 「行乞記」

...ふいと子供らしい無邪気さから...   ふいと子供らしい無邪気さからの読み方
徳田秋声 「爛」

...扉はふいに動いて...   扉はふいに動いての読み方
ユゴー・ヴィクトル Hugo Victor 豊島与志雄訳 「死刑囚最後の日」

...市木さんはふいに言った...   市木さんはふいに言ったの読み方
豊島与志雄 「絶縁体」

...お梅といふいろは茶屋の名題の女が...   お梅といふいろは茶屋の名題の女がの読み方
野村胡堂 「錢形平次捕物控」

...」停車場の黒いさくに凭(もた)れて母は涙をふいていた...   」停車場の黒いさくに凭れて母は涙をふいていたの読み方
林芙美子 「新版 放浪記」

...それを風聴(ふいちょう)かたがたその娘を伴(つ)れて...   それを風聴かたがたその娘を伴れての読み方
二葉亭四迷 「浮雲」

...もう一人の高貴な方がふいに入って来られた...   もう一人の高貴な方がふいに入って来られたの読み方
エドガー・アラン・ポー Edgar Allan Poe 佐々木直次郎訳 「盗まれた手紙」

...自分でふいと捕まえるのですね...   自分でふいと捕まえるのですねの読み方
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「トニオ・クレエゲル」

...さうしたらふいとそれを見て...   さうしたらふいとそれを見ての読み方
森林太郎 「混沌」

...をとゝしか、もう、先をとゝしの頃、それも晩春の今頃であつたが、ふいに、たそがれ頃も思はず、千家をお訪ねしたことがある...   をとゝしか、もう、先をとゝしの頃、それも晩春の今頃であつたが、ふいに、たそがれ頃も思はず、千家をお訪ねしたことがあるの読み方
吉川英治 「折々の記」

...ふいとさっきの用を思いだして...   ふいとさっきの用を思いだしての読み方
吉川英治 「神州天馬侠」

...ふいを衝(つ)いて...   ふいを衝いての読み方
吉川英治 「新書太閤記」

...吹聴(ふいちょう)やらで...   吹聴やらでの読み方
吉川英治 「松のや露八」

...城太郎はふいを打たれて...   城太郎はふいを打たれての読み方
吉川英治 「宮本武蔵」

「ふい」の書き方・書き順

いろんなフォントで「ふい」

「ふい」の英語の意味


ランダム例文:
頭身   私水   突き合わす  

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