...即(すなは)ち局部(きよくぶ)の微震(びしん)が頻々(ひんぴん)に起(おこ)ることが通常(つうじよう)である...
今村明恒 「火山の話」
...別嬪(べっぴん)のベルトでさえそれに心を打たれた...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...はっきりした意識を持ってるぴんぴんした人体の解剖なら...
豊島与志雄 「変な男」
...耳は狼のようにぴんと立っていて...
マリー・ルイーズ・ド・ラ・ラメー Marie Louise de la Ramee 菊池寛訳 「フランダースの犬」
...観者の頭の中にある沢山の線の中の一本をぴんと鳴らしてやればそれで良いので...
中谷宇吉郎 「南画を描く話」
...耳のぴんと立った太夫(たゆう)がひとりござって...
新美南吉 「和太郎さんと牛」
...その天稟(てんぴん)の勘を働かせて...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...妻は病牀に臥(ふ)し児は飢(うえ)に号(な)くと詠(うた)った梅田雲浜(うめだうんぴん)の貧乏は一通りのものではなかった...
服部之総 「志士と経済」
...正三はぴんと立ってうまく歩いている己の脚を意識した...
原民喜 「壊滅の序曲」
...是れは婦人の天稟(てんぴん)愚なるが故に暗きに非ず...
福沢諭吉 「女大学評論」
...直後ぴんと来た...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「ギルレイ」
...すべての綱がぴんと張る...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...小柄なキリリとした別嬪(べっぴん)さんで...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...お前にはまだまだ光の出きらない天稟(てんぴん)がある...
吉川英治 「剣難女難」
...頻々(ひんぴん)たる大岩山との往復に...
吉川英治 「新書太閤記」
...素寒貧(すかんぴん)じゃねえんだぜ...
吉川英治 「新・水滸伝」
...その天稟(てんぴん)を称(たた)えもせず...
吉川英治 「親鸞」
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若山牧水 「小さな鶯」
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