...其一顰(ぴん)一笑(せう)が家の中を明るくし又暗くする...
石川啄木 「鳥影」
...お道さんと言う別嬪(べっぴん)...
泉鏡花 「唄立山心中一曲」
...其所(そこ)にも此所(ここ)にも「貧窮人騒ぎ」というものが頻々(ひんぴん)と起っている...
高村光雲 「幕末維新懐古談」
...かれの天稟(てんぴん)の楽才と...
太宰治 「盲人独笑」
...そういう意味で逸品(いっぴん)であると私は思う...
谷崎潤一郎 「武州公秘話」
...六感にぴんと来るものがあり...
徳田秋声 「縮図」
...私はぴんと三本の絃(いと)を引き切ってしまった...
豊島与志雄 「理想の女」
...何すこぶる別嬪(べっぴん)だって?――倫敦にゃだいぶ別嬪がいますよ...
夏目漱石 「倫敦塔」
...「なに細君はぴんぴんしていらあね...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...和尚さんはぴんぴんしてゐるぢやねえか...
新美南吉 「百姓の足、坊さんの足」
...その天稟(てんぴん)の勘を働かせて...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...まだぴんぴん生きていました...
ペロー Perrault 楠山正雄訳 「灰だらけ姫」
...創(はじ)まっての逸品(いっぴん)とでも申しましょうか...
三上於菟吉 「雪之丞変化」
...えらく大きくなって別嬪(べっぴん)になったもんだ...
室生犀星 「蜜のあわれ」
...昔の名君は一顰(いっぴん)一笑を惜んだそうだが...
森鴎外 「百物語」
...極(ごく)の素寒貧(すかんぴん)であッた...
山田美妙 「武蔵野」
...さんぴん山左が立ち止って...
山中貞雄 「なりひら小僧」
...シンデレラはぴんときて...
アンドルー・ラング再話 Andrew Lang 大久保ゆう訳 「シンデレラ」
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