...それから長い口ひげをぴんと上にはねさせ...
海野十三 「金属人間」
...ぴんと来ないがねえ...
海野十三 「地球発狂事件」
...われわれは、(イ)の法則の世界に住んでいるから幸福なので、もし(ロ)の法則の世界に住んでいるとしたら、とてもそうぞうしくて、胸がどきどき、頭がぴんぴん、神経衰弱になるでしょう...
海野十三 「ふしぎ国探検」
...ぴんぱんぴんぱんというように遠く聞える...
オイレンベルク Herbert Eulenberg 森鴎外訳 「女の決闘」
...またその声がぴんと張った索のように震えているのがわかった...
スティーブンソン Stevenson Robert Louis 佐々木直次郎訳 「宝島」
...光ちゃん一人丈夫そうにぴんぴんしてる様子見たら...
谷崎潤一郎 「卍(まんじ)」
...軽気球に乗ったわ!ワーリャ わたしのいい子が帰ってきた! べっぴんさんが帰ってきた!ドゥニャーシャは...
アントン・チェーホフ 神西清訳 「桜の園」
...人品(じんぴん)が下りますよ」お島はどうかすると...
徳田秋声 「あらくれ」
...そなたに宛てて別嬪(べっぴん)から文書(ふみ)が来ているよ」「エ...
中里介山 「大菩薩峠」
...時に糸公面白い話を聞かせようか」「なに」「京都の宿屋の隣に琴(こと)を引く別嬪(べっぴん)がいてね」「端書(はがき)に書いてあったんでしょう」「ああ」「あれなら知っててよ」「それがさ...
夏目漱石 「虞美人草」
...加うるにおのれの人品(じんぴん)まで下劣にすることは往々(おうおう)にして見ることである...
新渡戸稲造 「自警録」
...船尾の向こう側に魚の大きな尾がぴんと立ち...
アーネスト・ヘミングウェイ Ernest Hemingway 石波杏訳 Kyo Ishinami 「老人と海」
...うさぎはうさぎで此の小さな女の子の手にあまる菓子やくだものとふぢ子の顔とを等分に見くらべて白い耳をぴんぴんさせました...
室生犀星 「ザボンの実る木のもとに」
...志村のぶ子という別嬪(べっぴん)の旧教信者が居て熱心に布教しているだけだと...
夢野久作 「暗黒公使」
...急を告げることもひんぴんであったが...
吉川英治 「三国志」
...汝の侍く曹丕などとは天稟(てんぴん)がちがう...
吉川英治 「三国志」
...味方の物見が頻々(ひんぴん)と報じて来るような秀吉の迅速(じんそく)な行動は...
吉川英治 「新書太閤記」
...天稟(てんぴん)と申しましょうか...
吉川英治 「親鸞」
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