例文・使い方一覧でみる「ぴしり」の意味
スポンサーリンク...早く！ 早く渡るんだ！」さぶちゃんはぴしり圭太の尻をなぐりつけた... 
犬田卯 「橋の上」
...客（きゃく）はぴしりと言った...
ハーバート・ジョージ・ウエルズ 海野十三訳 「透明人間」
...ぴしりぴしりとあたる...
海野十三 「火星兵団」
...ぴしりと蛇を払いのけた...
海野十三 「火薬船」
...ぴしり...
海野十三 「鬼仏洞事件」
...腹立ちまぎれに右手でぴしりとキンチャコフの脳天をなぐりつけた...
海野十三 「空中漂流一週間」
...ぴしりっ...
江戸川乱歩 「鉄人Ｑ」
...ぴしりと私の顔を打った...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「妻」
...それでぴしりとやられたら...
ツルゲーネフ 神西清訳 「はつ恋」
...断乎としていうことをきかないでいたところへ鞭でぴしりとやられたので...
チャールズ・ディッケンズ 佐々木直次郎訳 「二都物語」
...みつ子の頬がぴしりと鳴つた...
北條民雄 「道化芝居」
...ぴしりとたたきつける墨壺のはりきった糸...
本庄陸男 「石狩川」
...ぴしり、第一のむちがふるわれて、膚（はだ）に当たったとき、もうなみだがわたしの目にあふれ出した...
マロ Malot 楠山正雄訳 「家なき子」
...その声はやわらかにやさしく、蜜（みつ）をたっぷり掛けたプディングのように甘ったるいひびきをもっているが、言葉と言葉のあいまに、ぴしり、ぴしりと凄（すご）いような音の伴奏が聞える...
山本周五郎 「季節のない街」
...そんな大きなお声をだすとご近所のご迷惑になることよ、ぴしりっ...
山本周五郎 「季節のない街」
...泣きまねなんかなすってもだめ、ぴしりっ...
山本周五郎 「季節のない街」
...」お柳は黙ってぴしりと甲谷をつねるといった...
横光利一 「上海」
...まずぴしりと一つ撲った...
吉川英治 「三国志」
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