...お日さまへ腕をぴしっとまっすぐのばしました...
ハンス・クリスチャン・アンデルセン Hans Christian Andersen 大久保ゆう訳 「おやゆび姫」
...たのむぞ」ぴしっと一(ひと)むちくれて...
安藤盛 「三両清兵衛と名馬朝月」
...サンタクロースはむちをぴしっとしならせて...
ライマン・フランク・ボーム Lyman Frank Baum 大久保ゆう訳 「サンタクロースがさらわれちゃった!」
...ぴしっと決めたズボンの折り目が...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「黄金薔薇」
...ぴしっと折りたたまれた紙がどさっと床に落ちて...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「鉄面皮」
...額口を扇子でぴしっと打叩かれ...
室生犀星 「お小姓児太郎」
...ぴしっと生命のかようものがなくちゃあほんものの絵とは云えやしねえ」「生命のかよっているものを」孝兵衛が大きな声で云った...
山本周五郎 「おれの女房」
...そういう穴があったら世話をして」ぴしっという音がし...
山本周五郎 「五瓣の椿」
...向うから二枚でとばして来た駕籠とまともに」彼は右手の拳(こぶし)で左の掌(てのひら)をぴしっと叩いた...
山本周五郎 「五瓣の椿」
...ぴしっという高い音がし...
山本周五郎 「花も刀も」
...自分の左の掌(てのひら)を右手でぴしっと打った...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...ぴしっぴしっと烈しい音がし...
山本周五郎 「雪の上の霜」
...何か、ぴしっと、その語気に打たれた感じで、義平太が口をつぐんでしまうと、その侍は、「はやく、やれっ...
吉川英治 「大岡越前」
...またがっている怪獣の尻をぴしっと革(かわ)でなぐった...
吉川英治 「三国志」
...早駕(はや)の人足達も又、息杖を振り被(かぶ)って、『この野郎っ』一つの杖は、三平の背後(うしろ)から来たし、三平は藤左衛門に肱(ひじ)をつかまれていたので、ぴしっと、肩を打たれた...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...無念だ』『御卑怯(ごひきょう)でございましょう』『なにっ』ぴしっと...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...……では、行って参ります」頭を下げると、小倉庵は、ぴしっと、彼の二の腕を、ねじ折って、縄をかけた...
吉川英治 「松のや露八」
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