例文・使い方一覧でみる「びくり」の意味
スポンサーリンク...（１）ただちに中国を敵視する言動と行動を中止しふたたびくりかえさないこと（２）二つの中国をつくる陰謀をやめること（３）中日両国の正常な関係の回復をはばまないこと――これを受けとり... 
浅沼稲次郎 「浅沼稲次郎の三つの代表的演説」
...お前はどうしても気が向かないというのだな……」おせいはびくりとして夢のようなところから没義道（もぎどう）にひきもどされた...
有島武郎 「星座」
...びくりとして、三つ、ひらめく舌を縮めた...
泉鏡花 「貝の穴に河童の居る事」
...大金庫は巨巌のようにびくりともしなかった...
海野十三 「獏鸚」
...客はびくりして、取るものも取りあえず座から転び出した...
薄田泣菫 「艸木虫魚」
...今もなお時どきにびくりとしたり...
ドイル Arthur Conan Doyle 岡本綺堂訳 「世界怪談名作集」
...びくりびくり羽を動かしていたが...
豊島与志雄 「丘の上」
...中野さんはまたびくりとして...
豊島与志雄 「叔父」
...俺は一寸びくりとした...
豊島与志雄 「神棚」
...びくりびくりとかすかに震えるのを見て...
豊島与志雄 「幻の彼方」
...再びくり返したにすぎませんでした...
浜尾四郎 「彼が殺したか」
...」「飛びくり目玉の...
牧野信一 「木枯の吹くころ」
...久慈はふとびくりとして...
横光利一 「旅愁」
...びくりとうごいて見られます...
吉川英治 「江戸三国志」
...その声を聞くと、萱乃（かやの）は、びくりとして、「あっ、お父さん」水を浴びたように、今までの狂態を醒（さ）まし、にわかに、穴へでも入りたいように、居竦（いすく）んでしまう...
吉川英治 「親鸞」
...びくりとしたように焚火（たきび）のそばから立った...
吉川英治 「宮本武蔵」
...びくりと武蔵の全身に感じられた...
吉川英治 「宮本武蔵」
...びくりと斜めに顔を上げ...
吉川英治 「宮本武蔵」
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