...いくら借りになっていてもびくともしないという自信もなくって...
有島武郎 「或る女」
...だが怪物はびくともしない...
海野十三 「海底大陸」
...海底超人群はびくともしないのであった...
海野十三 「海底大陸」
...びくともしないよ...
江戸川乱歩 「奇面城の秘密」
...それはたとい北国の雪を思わせる朔風(さくふう)が落ちてきてもびくともしないというような...
高浜虚子 「俳句の作りよう」
......
高見順 「死の淵より」
...どんなことがあったってびくともしない...
ドストエーフスキイ 米川正夫訳 「地下生活者の手記」
...打たれてもびくともしないようなやつを...
豊島与志雄 「人間繁栄」
...それくらいのことではびくともしない...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...氷屋の旗がびくともしない...
林芙美子 「新版 放浪記」
...びくともしないようなシルクハットをかぶっていた...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「審判」
...」「あの爆撃でびくともしないんだから...
平田晋策 「昭和遊撃隊」
...大人はびくともしないで...
宮沢賢治 「狼森と笊森、盗森」
...いくら怒っても事件はびくともしない...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...顔色ひとつびくともしない女性で...
山之口貘 「酒友列伝」
...新九郎はまた、昔怖れた玄蕃を、今は眼下に見て、びくともしない...
吉川英治 「剣難女難」
...びくともしないのであった...
吉川英治 「三国志」
...こんな生優(なまやさ)しいことでは、びくともしない...
ルナアル Jules Renard 岸田国士訳 「にんじん」
便利!手書き漢字入力検索