...が、東洋人は、びくともしない...
海野十三 「浮かぶ飛行島」
...だが怪物はびくともしない...
海野十三 「海底大陸」
...君はびくともしないんだろう?」プラットは落着いていた...
リチャード・オースティン・フリーマン Richard Austin Freeman 妹尾韶夫訳 「予謀殺人」
...びくともしないおちつきを持つやうになつた...
種田山頭火 「其中日記」
...まさかの時にびくともしない強味があります...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...何一つびくともしないで...
ドストエーフスキイ 中山省三郎訳 「カラマゾフの兄弟」
...どんなことがあったってびくともしない...
ドストエーフスキイ 米川正夫訳 「地下生活者の手記」
...」少し猫背加減に坐ったまま、びくともしない...
豊島与志雄 「交遊断片」
...びくともしない高飛車な眼付だった...
豊島与志雄 「小説中の女」
...たとい高い所から覗かれてもびくともしないくらいに...
豊島与志雄 「道連」
...彼はびくともしない...
豊島与志雄 「守宮」
...この狂つた継母はびくともしないのだと思ふと痛快な気がしてゐる...
林芙美子 「瀑布」
...どのやうな環境にもびくともしない心根は...
林芙美子 「崩浪亭主人」
...これくらいの仕返しはびくともしないらしい...
久生十蘭 「だいこん」
...『荒鷲』は、びくともしない...
平田晋策 「昭和遊撃隊」
...」「びくともしないよ...
室生犀星 「命」
...新九郎はまた、昔怖れた玄蕃を、今は眼下に見て、びくともしない...
吉川英治 「剣難女難」
...びくともしないのであった...
吉川英治 「三国志」
便利!手書き漢字入力検索