...ひょこひょこ出て行(ゆ)く...
泉鏡花 「歌行燈」
...ひょこひょこと足で拍子を取る...
泉鏡花 「貝の穴に河童の居る事」
...おかしな腰(こし)つきでひょこひょこ歩きだした...
ハーバート・ジョージ・ウエルズ 海野十三訳 「透明人間」
...ひょこひょこ出入りをするようじゃ...
海野十三 「少年探偵長」
...旅僧の姿はひょこひょこと其の中へ入ってしまった...
田中貢太郎 「怪しき旅僧」
...彼はまたひょこひょこと...
田畑修一郎 「石ころ路」
...ひょこひょこと玄関先へ出て来るのに出逢った...
徳田秋声 「黴」
...奥からは子供がひょこひょこ出て来たが...
徳田秋声 「黴」
...ひょこひょこと振った...
直木三十五 「南国太平記」
...ひょこひょこ歩いて行こうというんですからね...
中里介山 「大菩薩峠」
...二羽のひよこが鶏の羽根の下からひょこひょこと出て来ました...
林芙美子 「お父さん」
...その筵(むしろ)の上にひょこひょこ動いている男が...
原民喜 「夏の花」
...ひょこひょこ回り始めた...
マロ Malot 楠山正雄訳 「家なき子」
...無理にかぶらせられていた兵隊式の帽子をとってみんなの方にひょこひょこ頭を下げた...
水上滝太郎 「遺産」
...ヤアとひょこひょこやって来て! 二十八日(きのう)お仲人をやるのにどうしても金がいるし...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...ひょこひょこする性分を3860なるたけ直して遣って見ましょう...
Johann Wolfgang von Goethe 森鴎外訳 「ファウスト」
...ひょこひょこ奥曲輪の局(つぼね)へ顔をあらわすと...
吉川英治 「新書太閤記」
...よく会う老人がひょこひょこ歩いているので...
吉川英治 「随筆 宮本武蔵」
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