...歩るいてさえ冷々(ひやひや)する峠路(とうげみち)を馬背(ばはい)によりて行くとは...
押川春浪補 「本州横断 痛快徒歩旅行」
...ひやひやと練衣(ねりぎぬ)の氷れるごとき...
泉鏡花 「婦系図」
...「さっきは、ひやひやしたよ...
海野十三 「鞄らしくない鞄」
...火のように上気した僕の頬を夏の夜乍ら冷々(ひやひや)と夜気がうちあたるのを感じました...
海野十三 「壊れたバリコン」
...ひやひやしていたら...
海野十三 「超人間X号」
...ひやひやして体をちぢめた...
リチャード・オースティン・フリーマン Richard Austin Freeman 妹尾韶夫訳 「歌う白骨」
...」まずい質問だったかな? と内心ひやひやしていた...
太宰治 「佳日」
...ところどころ深い壑底(たにそこ)の覗かれる穴が開いていて魂をひやひやさした...
田中貢太郎 「陳宝祠」
...ひやひやしっぱなしでした...
アーサー・コナン・ドイル Arthur Conan Doyle 大久保ゆう訳 「緋のエチュード」
...「僕はわきでひやひやしちゃったよ...
豊島与志雄 「阿亀」
...珠磨(たます)りの名人理学士水島寒月でさあ」「ひやひや見上げたものだ...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...それが武井さんにふいて貰つたばかりの頬にひやひやと觸れる時...
南部修太郎 「病院の窓」
...連中の策略が聞けるかもしれません」ひやひやしながらの真っ暗闇(くらやみ)移動は...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「諜報部」
...」「ひやひや...
水上滝太郎 「大阪の宿」
...危なくてひやひやしてならなかった...
室生犀星 「生涯の垣根」
...ひやひやするだろう...
横光利一 「旅愁」
...思わずひやひやさせられているうちに...
横光利一 「旅愁」
...しぼるような汗の冷々(ひやひや)と肌をぬらしているのに...
吉川英治 「鳴門秘帖」
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