例文・使い方一覧でみる「ひと目で」の意味
スポンサーリンク...二人がひと目で恋におちたとはっきり言った... 
ワシントン・アーヴィング Washington Irving 吉田甲子太郎訳 「幽霊花婿」
...石垣の下からヌッと現れたその顔――それはひと目でそれと分る若衆の顔だった...
海野十三 「ヒルミ夫人の冷蔵鞄」
...誰にもひと目でボテレンと分るふくれ方になった...
高見順 「いやな感じ」
...カシタンカは、ひと目で、そのお得意さんがゆうべの見知らぬ男だと気がついた...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「カシタンカ」
...だれかが大急ぎで掻き廻したなということがひと目で判る...
久生十蘭 「魔都」
...ひと目でも御覧なされたらなあ...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「ディカーニカ近郷夜話 前篇」
...それはひと目で血管も筋も腱（けん）も...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...その絵姿（えすがた）をひと目でも見れば...
グリム Grimm 矢崎源九郎訳 「忠義者のヨハネス」
...ひと目で在郷者とさえ分るくらいであった...
矢田津世子 「凍雲」
...ひと目で気のつくちがいは三角の頂点...
柳田国男 「母の手毬歌」
...――ひと目で岡っ引と分る...
山本周五郎 「お美津簪」
...ひと目でも会いたかろうな」守護の隊将は...
吉川英治 「三国志」
...「ひと目でも」と...
吉川英治 「私本太平記」
...洛内はひと目ですから」「ちょっと降りよう」「また...
吉川英治 「私本太平記」
...ひと目で知ってしまう信長の眼であった...
吉川英治 「新書太閤記」
...ひと目で分る獄卒だった...
吉川英治 「新・水滸伝」
...ひと目でわかった...
吉川英治 「平の将門」
...孫兵衛、わしのいおうとする中心はここだ、ひと目でいい、見せてくれ」「な、何をだ？」「その頭巾の下に隠されているものを」「ばかなことを吐（ぬ）かせッ」「嫌か」「当たりめえだ！」「じゃあ、話はそれまでのこと...
吉川英治 「鳴門秘帖」
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