例文・使い方一覧でみる「ひと癖」の意味
スポンサーリンク...京伝もまた相当な見識を具えてひと癖もふた癖もあったが... 
内田魯庵 「八犬伝談余」
...見るからにひと癖ありげな風貌である...
高見順 「いやな感じ」
...なんだかひと癖ありげに見えて胸がおどるのだった...
太宰治 「断崖の錯覚」
...ひと癖（くせ）ありげなようすでした...
豊島与志雄 「長彦と丸彦」
...ひと癖あり氣な奉公人達の中にたつた一人取殘されたやうなお琴の存在は...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...いずれもひと癖あり気な...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...ひと癖ありそうな面がまえ...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...両眼はひと癖ありそう...
フレッド・Ｍ・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「諜報部秘話」
...なかなかひと癖どころか十癖も持つてゐて...
室生犀星 「「鶴」と百間先生」
...なんとなくひと癖ありそうな面構えだ...
森下雨村 「五階の窓」
...ひと癖ありげな桝本を見て単刀直入...
森下雨村 「五階の窓」
...ひと癖ある眼つき...
山本周五郎 「新潮記」
...ひと癖もふた癖もありげな男で...
吉川英治 「私本太平記」
...ひと癖は執事にもゆるされい」「ちと冗談がすぎましたかな...
吉川英治 「私本太平記」
...周馬の風采にひと癖ありとみえても...
吉川英治 「鳴門秘帖」
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