...あとはひとからげにすればよい...
ソーロー Henry David Thoreau 神吉三郎訳 「森の生活――ウォールデン――」
...寝具も寝台もひとからげのまま...
ソーロー Henry David Thoreau 神吉三郎訳 「森の生活――ウォールデン――」
...同じでないというのを十把(ぱ)ひとからげに安く踏んで同じ所へ押し込んでしまうということは...
寺田寅彦 「時事雑感」
...諸君はありとあらゆるヴァーゲンハイム(ドイツ人の名歯科医)も十把ひとからげにして完全に自分の歯の奴隷となっていて...
ドストエーフスキイ 米川正夫訳 「地下生活者の手記」
...十把一束(じっぱひとからげ)に夜明までに...
夏目漱石 「虞美人草」
...十把一束(じっぱひとからげ)に罵倒するくらいの勇気がだんだん出てくるんだと思った...
夏目漱石 「坑夫」
...そんじよそこいらの十把ひとからげの水呑百姓などではなく...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「ディカーニカ近郷夜話 前篇」
...ありったけの友だち全部をひとからげにしても及ばないほどに大切な大切な一人の友*を殺してくれた...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...ひとからげに出てくるの通例だ...
吉川英治 「折々の記」
...楽屋じゅう十把(じっぱ)ひとからげに引ッ立てられ...
吉川英治 「私本太平記」
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