...馬のひづめの音も聞えたことがありません...
ハンス・クリスチャン・アンデルセン Hans Christian Andersen 矢崎源九郎訳 「絵のない絵本」
...去年(こぞ)の落栗(おちぐり)毬栗(いがぐり)は蹄(ひづめ)の割(われ)に挾(はさ)まれど...
上田敏 上田敏訳 「牧羊神」
...通りかかった明智を蹄(ひづめ)にかけようとした...
江戸川乱歩 「黄金仮面」
...左右の蹄(ひづめ)でかわるがわる土を掘(ほ)ったり...
ツルゲーネフ 神西清訳 「はつ恋」
...間髪入れずに続くのは轍(わだち)の音と蹄(ひづめ)の音...
アーサー・コナン・ドイル Arthur Conan Doyle 大久保ゆう訳 「唇のねじれた男」
...この爪(つめ)とひづめとしつぽとを悪魔から借りただけだ...
豊島与志雄 「悪魔の宝」
...馬の蹄(ひづめ)は玄関の前で留まったらしい...
夏目漱石 「満韓ところどころ」
...やがて蹄(ひづめ)の音がして...
夏目漱石 「満韓ところどころ」
...坂の下から馬の蹄(ひづめ)の音が聞えて来た...
新美南吉 「良寛物語 手毬と鉢の子」
...生きた馬の蹄(ひづめ)のところを石にすることを考えている者もいました...
ジョナサン・スイフト Jonathan Swift 原民喜訳 「ガリバー旅行記」
...蹄(ひづめ)の音が聞えて來た...
ブロンテイ 十一谷義三郎訳 「ジエィン・エア」
...蹄(ひづめ)を挙げ耳を動かして...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「衣裳戸棚」
...その底(そこ)に二つずつ蹄(ひづめ)の痕(あと)のある大(おおき)さ五寸(すん)ばかりの足あとが...
宮沢賢治 「イギリス海岸」
...馬車は無数の礫(つぶて)を投げつけるような蹄(ひづめ)の音を...
横光利一 「上海」
...牛の足が蹄(ひづめ)を上向けて刺さっていた...
横光利一 「上海」
...馬は蹄(ひづめ)を痛め...
吉川英治 「三国志」
...戞馬蹄(ひづめ)はそろう...
吉川英治 「源頼朝」
...駒のひづめを軽そうに引っ返して行くと...
吉川英治 「宮本武蔵」
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