例文・使い方一覧でみる「ひっさげて」の意味
スポンサーリンク...革命党は皆ダンビラをひっさげて鋼鉄の鞭... 
魯迅 井上紅梅訳 「阿Ｑ正伝」
...御つれもないんだから誰も知る人もありませんから殺してあの御金をおとりなさいよ」とささやいたので思いがけない悪心が起ったので山刀をさし枕槍をひっさげてその坊さんの跡をおっかけて行く...
井原西鶴 宮本百合子訳 「元禄時代小説第一巻「本朝二十不孝」ぬきほ（言文一致訳）」
...自分の究めた科学力をひっさげて...
海野十三 「地球要塞」
...丁度正造が鉱毒問題をひっさげて議会の壇上から叫んでいるとき...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...わが天才女史は絵具箱をひっさげて...
太宰治 「水仙」
...「ごめん！」と少年は刀をひっさげて立ちあがりました...
橘外男 「亡霊怪猫屋敷」
...壮士青柳又八郎大刀をひっさげて竹矢来のうちにとびこみました...
野村胡堂 「幻術天魔太郎」
...南から大艦隊をひっさげて...
平田晋策 「昭和遊撃隊」
...姫山の黒田宗円がその老骨をひっさげて...
吉川英治 「黒田如水」
...関羽は約千の兵をひっさげて...
吉川英治 「三国志」
...大斧（おおおの）をひっさげて...
吉川英治 「三国志」
...漢皇剣をひっさげて寰宇（かんう）を清め一たび強秦（きょうしん）を定む四百載（さい）桓霊（かんれい）いまだ久しからず火徳衰（おとろ）う乱臣賊子鼎（ていだい）を調え群盗四方にあつまる蟻の如し万里の奸雄みな鷹揚（おうよう）吾ら大嘯（たいしょう）...
吉川英治 「三国志」
...各自に各三千騎をひっさげて...
吉川英治 「三国志」
...かれが上方からひっさげて来た全兵力の一支隊にすぎないものですが...
吉川英治 「新書太閤記」
...数千をひっさげて...
吉川英治 「新書太閤記」
...「ぶッた斬るぞ」ひっさげている直刃（すぐは）の戒刀を...
吉川英治 「親鸞」
...やおら自来也鞘（じらいやざや）を左にひっさげて...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...「青二才奴！」助広をひっさげて走りだした...
吉川英治 「鳴門秘帖」
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