...荷車がひっきりなしに通っていました...
アミーチス 日本童話研究会訳 「母を尋ねて三千里」
...草鞋の軽い足どりに蹴返さるる落葉の音が四辺の静かさを破ってひっきりなしに続いてゆく...
飯田蛇笏 「茸をたずねる」
...相手はなにしろこの前も手を焼いた日本海軍の潜水艦だぜ」光弾はひっきりなしに空中から投下される...
海野十三 「浮かぶ飛行島」
...ひっきりなしに落ちて...
海野十三 「英本土上陸戦の前夜」
...洟をすする音がひっきりなしにつづいた...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...朝からひっきりなしに兵隊が...
徳永直 「冬枯れ」
...ひっきりなしに呼びかけているキャンプの拡声器のアナウンスが重なりあい...
久生十蘭 「肌色の月」
...彼はひっきりなしに主婦を呼んでは...
ニコライ・ゴーゴリ 平井肇訳 「外套」
...ひっきりなしにはたらいています...
ライマン・フランク・ボーム Lyman Frank Baum 大久保ゆう訳 「サンタクロースがさらわれちゃった!」
...そしてひっきりなしに身体のあちらこちらに...
堀辰雄 「恢復期」
...ひっきりなしにそうした使いが来るのである...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...見物の人びとがひっきりなしにたずねてきます...
セルマ・ラーゲルレーヴ Selma Lagerlof 矢崎源九郎訳 「ニールスのふしぎな旅」
...ひっきりなしに鳴(な)きさけんでいる黒いカラスがむらがっていました...
セルマ・ラーゲルレーヴ Selma Lagerlof 矢崎源九郎訳 「ニールスのふしぎな旅」
...湯島花街(ゆしま)あたりからの誂えなどもひっきりなしにあるようになった...
矢田津世子 「※[#「やまいだれ+句」、第4水準2-81-44]女抄録」
...咳は又してもひっきりなし...
矢田津世子 「旅役者の妻より」
...乗ってからはひっきりなしに背中が悪くゾクゾクしつづけているんだ...
山川方夫 「予感」
...などとひっきりなしに饒舌(しゃべ)りながら...
山本周五郎 「青べか物語」
...ひっきりなしに敵の行動をこれへつたえていた...
吉川英治 「私本太平記」
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