...すると、かぎが、へいのうらの出っぱりに、ガチッと、ひっかかり、いくらひっぱっても、はずれないようになったのです...
江戸川乱歩 「鉄塔の怪人」
...ふだんとまりなれた木の上で、凧にひっかかり、とまりなれない地面の上で、凧からぬけだしたんだからな...
豊島与志雄 「椎の木」
...彼女の言葉の調子が気持ちにひっかかりました...
豊島与志雄 「道標」
...その鮨に母はひっかかりました...
豊島与志雄 「落雷のあと」
...ちょっとしたひっかかりで聞き込んだから...
中里介山 「大菩薩峠」
...駒井もひっかかりがなくなる...
中里介山 「大菩薩峠」
...わざわざひっかかりに行くようなものだから...
中里介山 「大菩薩峠」
...ちょっとひっかかりになったのは...
中里介山 「大菩薩峠」
...民衆がその網にひっかかりそうでひっかからず...
中里介山 「大菩薩峠」
...うるさいひっかかりにならなければいいがと...
久生十蘭 「肌色の月」
...ひっかかりになっていた芸者の写真といっしょに焼いてしまったような気もする...
久生十蘭 「黄泉から」
...でも一つひっかかります...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「くちなしの花」
...この鉄のでもひっかかります...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...日本文学の抒情性ということはこんなところにさえひっかかりをもっていて...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...役場のひっかかりの人が音頭とっているだから...
三好十郎 「天狗外伝 斬られの仙太」
...なにかひっかかりでもあるのか」「証拠はないけれども...
山本周五郎 「山彦乙女」
...芝生にひっかかりながら...
横光利一 「上海」
...もうひっかかりはすまい...
ルナール Jules Renard 岸田国士訳 「博物誌」
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