...訥子(とつし)の発明8・12(夕)先日(このあひだ)から重病で悩んでゐる土居通夫(みちを)氏が...
薄田泣菫 「茶話」
...こなひだの事、久世氏はある宴会でいつものやうにさんざ酒を煽飲(あほ)つたので、酔気(よひけ)ざましに廊下へ出た...
薄田泣菫 「茶話」
...そのあひだに、お爺さんとポン公は、シロとクロをだいて、二階の外廊下にでました...
豊島与志雄 「シロ・クロ物語」
...二人は虫くひだらけの門柱によりかかつたり...
中勘助 「銀の匙」
...御前は此間(このあひだ)から家(うち)へ寄(よ)り付(つ)かない様になつてゐる...
夏目漱石 「それから」
...父の悲(かな)しがつた言葉を思ひだしたから...
長谷川時雨 「お灸」
...獸(けだもの)の皮(かは)と肉(にく)との間(あひだ)にある脂肪(あぶら)をごし/\とかき取(と)つて...
濱田青陵 「博物館」
...」「親父のことはもうお終ひだと云ひ...
牧野信一 「蝉」
...苦味走つた長身の青年フランシスフォード君颯爽と現れては愛人たるキューナード嬢を救ひだし...
正岡容 「大正東京錦絵」
...長(なが)い間(あひだ)かゝつて辛(やつ)と元(もと)の大(おほ)きさになるや...
レウィス、キァロル Lewis Carroll 丸山英觀訳 「愛ちやんの夢物語」
...まだ夕ごはんをたべないで待ってゐるお母さんのことが胸いっぱいに思ひだされたのです...
宮沢賢治 「銀河鉄道の夜」
...――それは毎年誰かの言ひだすことだ...
三好達治 「測量船」
...扨(さ)て門を這入ってみると北風(ほくふう)枯梢(こしょう)を悲断(ひだん)して寒庭(かんてい)に抛(なげう)ち...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...このばあひだけは...
吉川英治 「折々の記」
...飛騨川(ひだがわ)越えて...
吉川英治 「新書太閤記」
...四山の山襞(やまひだ)も霧で見えなかった...
吉川英治 「新書太閤記」
...なんとも雑多な陽溜(ひだま)りの匂(にお)いが蒸(む)れ立っている...
吉川英治 「新・水滸伝」
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若山牧水 「樹木とその葉」
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