...唯にほひだからと云つても...
芥川龍之介 「世之助の話」
...うみ鳥のけたたましいさけびがそのあひだをとぶ...
大手拓次 「藍色の蟇」
...こなひだ閑を貰つて...
鈴木三重吉 「桑の実」
...子供も這ひだしてわめく...
種田山頭火 「行乞記」
...此方側(こつちかわ)の左手(ひだりて)の椅子(いす)を取(と)ることになつて...
徳田秋聲 「微笑の渦」
...襞(ひだ)の広い柔らかなマントのように...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...ハネるところに左癖(ひだりぐせ)がある...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...――耻はお互ひだ――それより今日は永井鐵三郎樣家督相續のお祝に招ばれて居るんだぜ...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...河内の風を思ひだす...
長谷川時雨 「春宵戲語」
...ひだるい足どりで歩いて歩いて行つた路は...
原民喜 「小さな村」
...こなひだうちの栗拾ひらしい...
堀辰雄 「山日記 その二」
...「孫太郎虫を服ませにやならん――まるで気狂ひだ...
牧野信一 「肉桂樹」
...「おら、このあひだ、狼の糞を見たぞ...
牧野信一 「湖の夢」
...姫は水いろぎぬの裳(も)のけだかきおお襞(ひだ)の...
森鴎外 「文づかい」
...飛騨(ひだ)の高山の周囲にも...
柳田國男 「垣内の話」
...カイナゴといっているのは米のことだというが(ひだびと六巻三号)...
柳田國男 「食料名彙」
...此間(このあひだ)停車場(ステイシヨン)へ小林萬吾(まんご)と一緒に迎へに来て呉(く)れた時も既に感じた事であつたが...
與謝野寛、與謝野晶子 「巴里より」
...大切な機会を外しておしまひだつたよ...
若松賤子 「黄金機会」
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