例文・使い方一覧でみる「ひきしまった」の意味
スポンサーリンク...急にからだがひきしまった... 
海野十三 「爆薬の花籠」
...彼のひきしまった筋肉が暖く私を抱擁（ほうよう）しているのが感じられた...
江戸川乱歩 「孤島の鬼」
...」こい眉（まゆ）、するどい目、高い鼻、にこやかな、しかし、ひきしまった口、有名なモジャモジャのかみの毛、名探偵は、そのモジャモジャ頭を、指でかきまわしながら、はげしい口調でいうのでした...
江戸川乱歩 「鉄塔の怪人」
...特別あつらえの踵のひきしまった白足袋...
豊島与志雄 「常識」
...眼の大きな口許のひきしまった丸顔...
豊島与志雄 「南さんの恋人」
...青くひきしまった顔附きで家へと急いだ...
長谷川時雨 「議事堂炎上」
...急にひきしまった顔で香炉（こうろ）を引きよせ...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...急にひきしまったような声になって...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...ひきしまった威のある顔をこちらへむけた...
久生十蘭 「あなたも私も」
...こりこりとひきしまった若い女の身体つき...
火野葦平 「花と龍」
...そのひきしまった浅黒い顔には...
火野葦平 「花と龍」
...彼の眉宇（びう）はひきしまった...
本庄陸男 「石狩川」
...やはりマハツブのごとくひきしまった布を...
柳田国男 「母の手毬歌」
...ひきしまった精悍（せいかん）な腰つき...
山川方夫 「箱の中のあなた」
...ひきしまった顔に微笑がうかび...
山本周五郎 「五瓣の椿」
...理知を絵に描いたような額から眉間（みけん）へのひきしまった皮膚の感じが...
山本周五郎 「新潮記」
...しかし心のひきしまった生活がはじめられた...
山本周五郎 「日本婦道記」
...肉のひきしまった色白な若者だが...
吉川英治 「新・水滸伝」
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