...論理の筆を弄(ろう)したるものは如何(いか)に贔屓眼(ひいきめ)に見るにせよ...
芥川龍之介 「案頭の書」
...ヨセフはどう贔屓目(ひいきめ)に見ても...
芥川龍之介 「西方の人」
...いくら贔屓眼(ひいきめ)に見た所が...
芥川龍之介 「上海游記」
...その恰好(かっこう)は贔屓眼(ひいきめ)に見ても...
芥川龍之介 「将軍」
...)しかし先生の短歌や俳句は如何に贔屓目(ひいきめ)に見るとしても...
芥川龍之介 「文芸的な、余りに文芸的な」
...少しも贔屓目(ひいきめ)を附けず...
高村光雲 「幕末維新懐古談」
...贔屓目(ひいきめ)にも怜悧な犬ではなかった...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...自分を他人扱いに観察した贔屓目(ひいきめ)なしの真相から割り出して考えると...
夏目漱石 「坑夫」
...それはわたしの贔屓目(ひいきめ)がそう言わせるのではない...
長谷川時雨 「マダム貞奴」
...どう贔屓目(ひいきめ)に見ても彼を美男とは云えない...
浜尾四郎 「夢の殺人」
...ひいきめに見てるンでせう? 家も焼けなかつたし...
林芙美子 「浮雲」
...贔屓目(ひいきめ)は妙なものにて...
正岡子規 「明治卅三年十月十五日記事」
...これは親の贔屓目(ひいきめ)ばかりではあるまい...
森鴎外 「安井夫人」
...ひいきめにみても老獪(ろうかい)という感じはまぬかれない...
山本周五郎 「いさましい話」
...いかに自国を贔屓目(ひいきめ)に見ても...
吉川英治 「三国志」
...どう贔屓目(ひいきめ)に見てもあまり立派な図とは思われぬが」「はははは」孔明は昂然と笑って...
吉川英治 「三国志」
...どう贔屓目(ひいきめ)に見ても...
吉川英治 「三国志」
...どう贔眉目(ひいきめ)に見ても...
吉川英治 「三国志」
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