...なかでもいちばん下のひいさまが...
ハンス・クリスティアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 楠山正雄訳 「人魚のひいさま」
...(中略)殊に私の興味をひいているところの山岳図書において...
宇野浩二 「それからそれ」
...桝一ぱいの小判をまさか鼠(ねずみ)がそっくりひいて行ったわけでもあるまい...
太宰治 「新釈諸国噺」
...別に悪くはないわけじゃない? それも先生に贔屓分(ひいきぶん)に点をいただこうとは思わないの...
徳田秋声 「仮装人物」
...風邪をひいたとか...
豊島与志雄 「死の前後」
...彼は絶えずリザヴェッタが工兵士官ばかりを贔屓(ひいき)にしていることをからかった挙げ句...
プーシキン Alexander S Pushkin 岡本綺堂訳 「世界怪談名作集」
...ドウかすると風を引(ひい)て悪寒(おかん)を催して熱が昇る...
福澤諭吉 「福翁自伝」
...課長殿は「見所のある奴じゃ」ト御意遊ばして御贔負(ごひいき)に遊ばすが...
二葉亭四迷 「浮雲」
...政党では自由党が大の贔負(ひいき)であったから...
二葉亭四迷 「平凡」
...○○○さんが私に「ちょっとあれが渡政のおかあさんよ」というのを見ると風邪でもひいているのでしょう...
宮本百合子 「共産党公判を傍聴して」
...芝居にて贔屓(ひいき)の俳優(わざおぎ)みるここちしてうち護(まも)りたるに...
森鴎外 「文づかい」
...手勢をひいてお迎えに参ぜん...
吉川英治 「篝火の女」
...烟火(えんか)連々と陣線をひいて...
吉川英治 「三国志」
...手具脛(てぐすね)ひいて待つ所へ...
吉川英治 「三国志」
...手具脛(てぐすね)ひいているほどな暇を持っていた...
吉川英治 「三国志」
...人間がいる」「えっ?」草心尼は血のけをひいた...
吉川英治 「私本太平記」
...あくまで男性的な強い線をひいていた...
吉川英治 「親鸞」
...えこもひいきも全くない...
吉川英治 「随筆 私本太平記」
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