...電報の紙をぱりぱりいわせる...
海野十三 「諜報中継局」
...まじり気なしのぱりぱりだよ」「ううん……」「頼んだよ」「ふうん...
海野十三 「諜報中継局」
...自分の名誉やぱりぱりの名声でもって...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「かもめ」
...柊(ひいらぎ)や寄生木や蔦のぱりぱりする葉が光を照り返して...
ディッケンス Dickens 森田草平訳 「クリスマス・カロル」
...ぱりぱりしていたほどであった...
ドストエーフスキイ 中山省三郎訳 「カラマゾフの兄弟」
...先をちよいと油にしましてずつぷりと沈んでる古いののそばへ並ばせるとぱりぱりと火花がちつて火がうつる...
中勘助 「銀の匙」
...秋田米のぱりぱりが一斗かえる...
林芙美子 「新版 放浪記」
...空気がぱりぱりになっているのだね...
堀辰雄 「大和路・信濃路」
...皮膚そのものが紙のようにぱりぱりしているように見えた...
室生犀星 「三階の家」
...駈けながら蕨(わらび)をぱりぱり踏みくだいて...
W・W・ジェイコブズ 森郁夫訳 「井戸」
...空気までがぱりぱりとしそうな凍てで...
山本周五郎 「日本婦道記」
...同時にぱりぱりと...
山本周五郎 「山彦乙女」
...師弟もろとも人気を呼んで一方のぱりぱり...
山本笑月 「明治世相百話」
...当時一流のぱりぱりであったが...
山本笑月 「明治世相百話」
...まわりの氷はみりみりぱりぱり音をたてた...
ジャック・ロンドン Jack London 山本政喜訳 「荒野の呼び声」
...滑子の下からぱりぱりという音が起つた...
ジャック・ロンドン Jack London 山本政喜訳 「荒野の呼び声」
...ぱりぱりという音がぴちつぴちつという音になり...
ジャック・ロンドン Jack London 山本政喜訳 「荒野の呼び声」
...ぱりぱりと響きを立てていた...
吉川英治 「新書太閤記」
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