...台所(だいどこ)をぱたぱた二三度行交いする音を聞きながら...
泉鏡花 「婦系図」
...畑の土のついた地下足袋をぱたぱたと叩き合せて...
犬田卯 「錦紗」
...気のまよいかなと、夫人(ふじん)がよこになりかけると、となりの部屋(へや)から、ぱたぱたと、はだしで歩く足音(あしおと)がはっきりときこえた...
ハーバート・ジョージ・ウエルズ 海野十三訳 「透明人間」
...ぱたぱたと足音のようなものを耳にした...
海野十三 「火星兵団」
...ぱたぱたと続いてかけつけた同じような服装(ふくそう)の人が五六人みな銃を手に握っている...
海野十三 「大空魔艦」
...いっせいにぱたぱたと池に落ちて死んでしまいました...
鈴木三重吉 「古事記物語」
...ひきずるようにしてぱたぱた歩きだした...
太宰治 「断崖の錯覚」
...ぱたぱた歩いてはころび...
太宰治 「津軽」
...」ぱたぱたと、洗面所のほうへやって来るスリッパの足音が聞こえる...
太宰治 「パンドラの匣」
...胸の高さもある草むらの中をぱたぱたと走って...
マリー・ルイーズ・ド・ラ・ラメー Marie Louise de la Ramee 荒木光二郎訳 「フランダースの犬」
...やがて遠い廊下をぱたぱた馳(か)けて来る足音が聴(き)こえた...
夏目漱石 「明暗」
...ぱたぱたとね...
林芙美子 「梟の大旅行」
...私はそのままぱたぱたと...
林芙美子 「梟の大旅行」
...」と草履をぱたぱたさせて出て行つた...
平出修 「計画」
...と笑われたこと)一寸ぱたぱたやってフーとすぐぐったりとしてしまうような...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...ぱたぱた払っていた...
室生犀星 「お小姓児太郎」
...黄色い羽根を拡げてぱたぱたと裏塀の上を飛び廻った...
横光利一 「上海」
...既に遅し! ぱたぱたぱたと楼門の空から...
吉川英治 「江戸三国志」
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